【佐藤】関西ジュニア18歳以下~16歳以下を観て

from 佐藤


今、10歳~14歳の頑張っている子が
16歳~18歳になった時をイメージするため


指導している選手以外の試合も
ずっと観てきました。


そこで奈良県選手の現状です。


18歳以下男子は7名出場で
全員1回戦敗退


18歳以下女子は6名出場で
トップシード選手以外敗退


16歳以下男女については
男子10名中3名が県外高校に進学
女子10名中6名が県外高校に進学


ここからは僕の考えですが、、、


低学年から本気で頑張っている子が
高校進学時に県外を選ぶのは


奈良県内の高校に
全国大会で上位を目指せる環境の
テニス部がないってこと


県外の高校に
進学してしまうことで


今までの県内トップがいなくなり
今の18歳以下の出場者は


16歳以下の時期まで
出場機会が少なかった選手のため
勝率が上がらないのかもしれない。


また、低学年ジュニアたちにとって
トップを狙うジュニアが身近にいなくなり
モデリングできなくなる。


その他に、高校監督、大学監督の
影響力も大きく


強豪校が県内ジュニアの育成にも
力を入れているところが多い。


その相乗効果もあり
学校監督と民間テニスクラブのコーチとの
連携も深まり


情報交換、スキルアップにもなり
県全体のレベルアップにつながる。


それが奈良県では
出来ていないのではないかと思う。


じゃあ、どうするの?


今、僕たちが出来るのは
中学生までの育成。


そして、その子たちに合った
進学先を一緒に探すこと。


その中学生までの過程で
もう一つレベルアップするためには


高校部活動との連携は
とても重要になってくると思う。


どうやって?


高校、中学、テニスクラブを繋げて
強化練習会や団体戦なんていいかもね。



 
2021年7月16日12:00 | ■ 佐藤コーチ

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