【佐藤】子どもの頃の夢と現実は一緒ですか?

from 佐藤



先日、ジュニアたちに
将来の夢は?という質問をしました。



「プロテニスプレーヤー」と答えるジュニアが
多かったですが、



現実的には、ほとんどの子供たちは
違う道に進むでしょう。



そこで、僕の
身近な人を例に話をします。



仲の良かった従兄弟が
陶芸家であったり、パティシエだったりと



個性的な仕事をして
自分のやりたいことを追求しています。



ごく普通の子供だった僕らが
みんなバラバラの道に進んでいます。



その分岐点が、僕たちの場合は
高校生ぐらいだと思います。



陶芸家になった人は
専門の高校に進学して



今では個展を開催すれば
すぐに完売になるほどの陶芸家みたいです。



「内田鋼一」と検索すると
怖いおじさんが出てきます。



パティシエになった人は
周りに同じ趣味の仲間が増えたことで
洋菓子の専門学校に進学して



今では京都で
ケーキ屋さんを営んでいます。



「菓子・茶房チェカ」と検索すると
ティラミスやかき氷が
個性的なお店が出てきます。



そして、僕も高校から
テニスを始めてたのがキッカケで



今ではユニークスタイルを
仲間と立ち上げました。



僕たちは高校生ぐらいからは
無意識のうちに価値観や考え方を
作り上げてきたのだと思います。



要するに個性が育ち始めた時期です。



陶芸家のになった人は
「理想の土」を求めて世界各国に旅をして



パティシエになった人は
高校生からケーキ作りに興味を持ち
僕の家に差し入れてくれてました。



僕もテニスの練習場を求めて
いろいろな場所に足を運びました。



自分の目標や趣味を持つようになり
それに合わせた価値観を身に付けることで



行動力が育ち、感性が育ち
個性が育ってきたと思います。



今までの教え子の中にも
プロテニスプレーヤー、役者、ミュージシャン、
デザイナー、モデル、画家など



子供の頃には想像もできなかった
職業をやっている人が多くいます。



今、ユニークスタイルに通っている子供たちも
将来、どんな大人になり、どんな仕事をするのか?



中学生、高校生、大学生の時に
少なからずキッカケがあると思います。



その時、感受性が豊かで
自分の目標に向かって行動できる人になれるよう



ユニークスタイルはテニスを通じて
その感受性を育てられればいいなと考えています。

2020年5月15日19:00 | ■ 佐藤コーチ

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