【佐藤】コーチとして大切な「見方」について

from 佐藤


僕は「みる」というのを
大切にしているつもりです。


見る、観る、診る、視る、看るって
いっぱいあります。


これは僕の考え方なので
「へぇ~」って思うくらいにして
反論はしないでください。


見る
これは通常時です。


とくに何かを考えていることはなく、
この何気ない「見る」から色んなことを察知していきます。


観る
全体を観察するってイメージですです。


観察、観賞、観光という言葉があるように
観ることで何かを感じ取ることです。


診る
表情や身体の動きをチェックするイメージです。


診療、診察という言葉があるように
診ることで健康や心理状態のチェックすることです。


視る
一点に集中するってイメージです。


注視、視察、凝視という言葉あるように
じっくり視て分析することです。


「観る」が全体だったとしたら、
「視る」は一部分に注視するイメージです。


看る
気を配るというイメージです。


看護、看病という言葉があるように
悪くならないように気を配ることです。


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日本語って便利なのか不便なのか・・・


「練習をみといて」とお願いしても
何を「みる」かで大きく変わってきます。


でも、ここまで「みる」ことに対して
細かく説明してお願いすることはありません。


これがズレると良い練習にならないので
一緒に仕事をする際には「見方」の相性はとても大切です。


僕がこれをどこで学んだかというと
明治生まれのおじいさんの戦争体験談からです。


明治、大正、昭和、平成を生きた
パワフル爺さんでした。


僕がお爺さんの話を聞くのが好きで
いつも縁側で日向ぼっこしならが話を聞いてました。


お爺さんのお爺さんは武士だったとか、ちょんまげしてたとか、
明治~昭和の変わりようが凄かった話とか


その話の一つが戦争体験談でした。


その戦争の話とテニスコーチに
何の関係があるのか?ってなると思いますが


相手の動向を視たり、仲間の状態を看たり
「人をみる」ってところがヒントになりました。


小学生のころは意味がわかりませんでしたが
大人になってから何となくわかってきました。


おじいさんに感謝です。


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「みる」といっても「見方」が違えば
入ってくる情報も変わってきます。


その「見方」を駆使して
僕は仕事をしています。



 
2022年11月11日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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