【大久保:メルマガ】子供のコミュニケーション能力と携帯電話

こんにちは。
ソフトテニスチームの大久保 幸一です。


IMG_2063今回、携帯電話の大きな弊害について
考えてみたいと思います。


携帯電話の機能の進歩による利便性は、
目を見張るものがあります。


その事を否定するつもりなど毛頭ないのです。


しかし、様々な犯罪の道具として
携帯の危険性に加え、


コミュニケーション力の低下に
拍車をかけてしまっている問題点について、
今回問題提起をしたいのです。


コミュニケーションの土台になるものは、
話す聞くだけにではありません。


タイミングを計り、よく相手を見、伺い、
心を配り、言葉を選び、さらに修正や
補足を試み、
受け止め、読み取り…。


複雑で豊かな心的作業を必要とします。


ところが、携帯電話というツールは、
極めて自己中心的です。


いつでもどこからでも連絡できます。


相手への時間的配慮や
状況判断は鈍くなります。


メールを使えば、さらに
自己中心性は増幅されます。


唐突ですが、初ラブコールについての
思い出話を聞いて下さい。


今の時代だったら
随分とおくてな話かもしれません。


高校2年生の時、生まれて初めて
好きだった女の子の家に電話をかけたのです。


それも、どこかへデートに誘うというのではなく
ソフトテニスの大会があるので見に来てくれ
という誘いの電話だったのです。


数人の悪友にそそのかされ(励まされ)、
公衆電話から震えながらの電話でした。


かける時間帯に気を遣い、
しゃべり方にも細心の注意をはらい


もし母親が電話をとった時の心の準備をして
初チャレンジでした。


そして、なんと電話をとったのが、
父親だったのです。


確か自衛隊にお務めだったと
記憶しています。


落ち着いた口調で、
「どんな御用事ですか。」とたずねられ、


精一杯の力を振り絞って、


「クラスでご一緒させてもらっています。
○○さんにテニスの応援に来て頂きたくて電話しました。」
と答えたのを覚えています。

一本の電話、他愛もない誘い・・、
そのハードルはとてつもなく高く、試練に満ちていました。


人とコミュニケーションをとることの
難しさを実感したことでした。


様々なツールが発達して、
気易く人と連絡がとれる、確かに便利です。


しかし、種々の気配りや他者への想像力、
人と接することの困難性や試練を奪っているように思えてなりません。


最近僕も、フェイスブックをするようになって、
教え子などとも友達になったりしています。


若者たちの文章や映像が実に軽い、
そして分かりにくい。


そう感じているのは、
きっと僕だけではないと思います。


コミュニケーション力の低下が
叫ばれ久しいのですが、


我々を取り巻く環境は、
少し深刻なものになっているのかも知れません。


子育ちの魔法なんてありやしません。
しかしながら・・・。



 
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2016年1月17日18:00 | ソフトテニス, 大久保メルマガ

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