【佐藤】三者面談で聞いていること

from 佐藤


県ジュニア後に大切にしているのは
三者面談です。


ジュニア、保護者、コーチで
話し合う時間です。


その中でも今回重要視したのが
ジュニアからコーチへの質問です。


相談事、疑問、悩み
ちょっと気になること
など


どうして重要視したかというと


普段から質問が少ないと
感じていたからです。


人が成長している時って
忍耐強く何かに取組んでいる時や
興味関心がある時だと思います。


その時、自問自答が多くなり
自分で処理できないことがあれば
情報を集めることをします。


それが質問に繋がるはずです。


その質問が少ない理由が
2つあると考えています。


①どう質問していいかわからない


たぶん、原因は
ほとんどこれだと思います。


言葉を選びながら
簡潔に質問するのは難しい。


でも、、、


聞いてくる人のほとんどは
自分のわがままを言える人です。


もっとフォアハンドの練習したい。
教えてもらってもサーブが安定しない。
もっとゲームしたい。


って言える人ほど
問題・課題をどんどん解決して
成長に繋がっていると思います。


なので、言葉使いや伝えかたなどを考えるより
思ったことを言うことが大切です。


なので、まずは言ってみるってのが
大切だと考えています。


その積み重ねで
言葉使いや伝え方が上手くなるはずです。


②興味、関心がない


質問出来ないのではなく
質問するほど興味、関心を持たない。


これが一番の問題だと考えています。


この期間が長くなればなるほど
やる気も出ないし、成果も達成できない。


そのキッカケになるのが
大会後になることが多いかも。


誰でも自分に期待したり
不安ながらも大会にチャレンジしたり


その中で手ごたえを感じた人はいいけど
思うような成果を感じなかった人は
次、どうしたらいいかわからない。


そんな状況のまま日々を過ごすことが
どんどん気持ちが離れてしまう。


そうならないためにも
大切にしたことは


伝える・聞く場を作ることです。それを三者面談で行いました。


仲間、親子、コーチとの関係は
少しずつ変わってきます。


その変化を保護者・コーチで
気付いてあげることです。


これは僕が一番失敗していることです。


簡単に言えば
「子ども扱いしないこと」です。


子どもの成長に合わせて
周りの大人が導いていくことから
自分で判断・決断をするように導くタイミング


これが大切だと思います。


子どものワガママを抑えるだけでなく
大人のワガママも抑えて


その子に合った導き方を
親目線、コーチ目線を共有すること。


何が正解かわからないけど
一緒に考えるのが大切だと思います。



 
2024年5月3日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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