【下】力の差は歴然だけれど、その試合にも価値がある
from 下
月例大会を振り返っていました。
今月の月例も、色んな試合があり、
ドラマもあり、発見も多くありました。
力の差のまま、、、大差の試合。力の差はあるけれど、、、競った試合。
諦めてしまった試合。120%出せた試合。
今日はこの中で、
「力の差がある6-0,0-6での試合」についてお話したいと思います。
・強い人ばっかりだし、出たくない
・こんな試合出ても意味がない
こんなことを聞いたことがあります。
僕も子供の頃は言ったことがあります。
本当に6-0で勝つ、または0-6で負ける
という試合には意味がないのでしょうか?
負けた方は、力の差がある、、、自分には手が届かない、、、と
勝手に思いこんでいるケースが多くあります。
これを克服するには、フォア、バック、サーブ、
何か1つでいいので自信をつけることです。
そして、その何かが相手に1本でも通じた経験を重ねるしかありません。
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1本通じた!!
よし、次は2本目!!
この調子で1ゲーム!!
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それが僕が選手として克服してきた一番わかりやすい方法です。
負けるのはだれでもイヤなので
力の差がある選手とは誰でもやりたくないです。
しかし、こういった試合に挑戦することにすごく価値があり
自分のありのままの姿が露出するので、僕は特に注意をしてみています。
逆に6-0などの圧勝で勝った方は、
「やる前から楽勝だと思い油断している。」
この場合は、とにかく試合経験を積み
1ポイントの怖さを知るべきです。
知る方法は負けを繰り返して、
身体で体験するしかないのです。
試合で逆転されるケースが多い人に、6-0でのプレイが雑になり
1ポイントの怖さを甘く見ている人が多くいます。
こういう場合は、大差で勝負がつく6-0の試合の中でしか
そういった「隙」を1つずつ指摘するしか方法はありません。
・勝ってたゲームを逆転される人。
・後半のツメが甘い人。
こういった人には必ず共通点があり、
練習中から必ずどこかで緩んでいるのです。
それはショットなのか、性格なのかわかりませんが
必ず練習中に悪いクセが隠れています。
そういった癖を6-0という圧勝している時にこそ
指摘できるチャンスでもあります。
そういう僕も、同じように甘く見て、
負けてきた経験があります。
経験があるからこそ、
その大切さを誰よりも分かっています。
だから何度も伝えます。
競った試合や勝った試合にしか価値がないと思いがちですが
僕が注意してい見ているのは、次の点です。
【大差で勝つ試合の中での自分のプレイ。】
…どうやって、終わらせるのか?
…どういうプレイでクロージングするのか?
【力の差はあると分かっている中で自分のプレイ。】
…どこまで気持ちを持ってファイト出来るのか?
…折れそうになる気持ちの中でそこまでプレイできるのか?
このように、6-0の試合。0-6の試合は
スキがたくさん見つけられる大事な試合なのです。
今回の月例ではそういった試合が多くみられましたが
また次回、その差はどうなっているのか?それが楽しみでなりません。
今回0-6で負けたジュニア、次に期待します!
追伸
12/21,22に月例大会。
12/26にクリスマス大会。
1/13に闘魂総順位
申込みはまだ間に合いますので、お待ちしています。