【過去ブログ】「失敗するかも」「負けるかも」と不安になる人へ
from 佐藤
低年齢の多くは、
このキーワードから調子を崩してしまいます。
気合いと根性だ?プラス思考になれ?で
乗り越えてきた人もいると思います。
それで乗り越えられる人は、
教えてもらえたモノではなく、
もともと持っていた性格だと思います。
では、不安をどうやって
乗り越えることを伝えるのか?
たくさん練習すれば、たくさん試合に出て
経験すればいいのではありません。
答えは簡単です。
「準備をする」だけです。
・凡ミスをする。
・30-40になる。
・ダブルフォルトする。
・イライラする。
・ビビる。
もしかしたら、大事なポイントで
相手のショットがネットインするかもしれません。
想定外の相手と競って、
タイブレークになることもあります。
不安になる人の原因は、こうした想定外の出来事に対して、どう対応するのかの準備が不足している証拠です。
どんなに注意しても、ミスをするし、
上手くいかないことが多くあります。
そんな時、「ピンチになったらどうするか?」を
準備しておくことです。
想定外を想定内にするだけで
不安が少なくなります。
良い試合とは、スーパープレイが多い試合ではなく、
忍耐強く自分が決めたことをやり続けることだと思います。
「失敗すること」「負けること」は
大人になっても続きます。
大切なのは、不安を取り除いて
挑戦するための準備をすることです。
それでもダメな時はあります。
でも、悔しさの中に、やり切った充実感は得られるはずです。
負ける事、失敗する事がダメなのではなく、
準備不足が後悔する原因になります。
練習は上達するためだけの時間ではなく、
準備する時間であることも忘れないようにしましょう。