【佐藤】ただ生きるな、善く生きよ。

from 佐藤



ここ数日のアカデミー練習では
以下の3点について話しています。



①姿勢を正す。



これを伝えることが
僕の今年目標です。



姿勢を正すことで



前向きになる。



凹む、うなだれる、弱音を吐くなど
そんな時の姿勢は猫背になりやすい。



そんな時は前向きではなく
マイナス思考になりやすかったり
顔に覇気がなかったりします。



逆に姿勢を正すことで
気持ちが強くなったり



上手くいかない時でも
撥ね退けるパワーが持てます。



集中力が高くなる。



正しい姿勢で
人の話を聞いたり
本を読んだり



テニスでも構えが良ければ
良いプレーが生まれやすい。



姿勢が良いというだけで
ボールや相手に対しての
集中力が増します。



体幹が強くなる。



姿勢が悪いと
肩関節、首、その周辺の筋肉に



大きな負担をかけ
痛みやけがの原因となります。



姿勢を正すということは
バランスを整えることになり
関節への負担も減ります。



常にバランスを取り続けることで
自然と体幹が強くなっていきます。



他にも ストレスに強くなったり
食事量が増えたり
代謝が良くなったり



姿勢を正すことで
プラスになることが多いのです。



②学校生活



一日の時間割を考えてみます。



テニス 4時間
家   12時間(8時間は睡眠)
学校  8時間



起きている時間で
一番長く過ごしているのは
学校です。



この学校の過ごし方が
テニスにも影響します。



そこで、学校は
何しに行く場所なのか?



「遊びに行く場所」と
答えた子もいますが



基本は「学び」に行く場です。



その「学び」の目標が
テストの点数だけになっているので



「学び」の考え方を
テニスに活かせるように
考えられるように伝えました。



勉強


記憶力、理解力、伝達力などが
鍛えられる。



コミュニケーション


観察力、主体性などが
鍛えられる。



この2つをトレーニングをする場所と
考えればいいのではないか?



テストはその成果の確認になる。
友達が多いことでも確認できる。



テストの点数や
先生の評価のためだけに
学校に行くのではなく



テニスをより良く学ぶためにも
勉強、コミュニケーションは大切と考えて
頑張ることを勧めました。



③ただ生きるな、善く生きよ。



哲学者ソクラテスの言葉です。



解釈は人それそれですが
僕は「考えて生きろ」と受け止めています。



僕は練習中にも
「自分で考えろ」と言います。



この「自分で考える」クセが
一番大切だと思っています。



僕は「自分で考える」ための
アイデアを増やすことや
選び方を伝えます。



あとは自分で考えたり
仲間と一緒に考えたりして
答えを導き出せばいい。



他人に言葉を
鵜呑みにするのではなく



自分で考えてから
受け入れる姿勢が大切です。



その場合、人と意見が噛み合わないで
意見が割れることがありますが



それも自分の考えを整理するのに
大切なコミュニケーションだと考えています。



なので、コーチが言うことが正しいのか?
って考えるのも大切です。



①姿勢を正す。
②学校生活。
③ただ生きるな、善く生きよ。



この3つを大切にしてほしいと
あと数日は伝えていきます。


2019年1月7日13:00 | ■ 佐藤コーチ

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