【佐藤】「練習を毎日見ない方がいい」という理由

from 佐藤


先日、インスタで
こんな投稿を見ました。


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親が完璧を目指さないほど
自分で考える力が育つ。


子どもの性格は
半分は周りの子どもで決まる。


親がガッカリした顔を見せると
他人の顔色を伺うようになる。


お父さんが家事をしない家庭の娘は
将来ダメな男に引っかかりやすくなる。


親に「勉強しなさい」言われて
子どもが勉強するようになったという
研究報告はゼロらしい。


子どもの集中力は
遊んでいる時に育つらしい。

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似たような内容を
子育ての本にも書いてありました。


子どもと関わる仕事なので
定期的に子育て関係の本を読みます。


子育てベスト100
「強み」を生み出す育て方
子どもの運命は親で決まる
「スポーツ万能」な子どもの育て方
僕が親ならこう育てるね
子どもいいこと大全
成功する子失敗する子
など


簡単な本が多いので
暇があったら読んで見てください。


テニスの本より
子育て、ビジネス、自己啓発などの
本を買うのが多くなってます。


本それぞれに考え方があり
僕は共通点があるところを大切にします。


そこで、テニスを真剣に頑張るようになった
子どもの保護者に伝えているのは


「練習を見るのは1ヶ月に1回くらいでいい」です。


本音を言うなら
「3ヶ月で1回くらいでいい」です。


なぜなら、、、


練習は
「出来ないことを出来るようにする」のを
繰り返すことが多いのでたくさん失敗します。


失敗しているところを見られたくないし
それで落ち込んだり、イライラしているところを
見られたり、あとで注意されるのもイヤです。


コーチにも叱咤激励されて
家でも言われたら


自分がゆっくりできる場が
なくなってしまいます。


なので、、、


毎日見ていると
悪いところばかりが見える傾向があるので


たまぁ~に見るだけだと
「あれ、案外上手くなってる」って
良いところに
気付くことができます。


例えると、
親戚の子どもに半年ぶりに会った時
成長を感じるのと同じです。


要するに
子どもは成長したところに気付いてほしい


それを伝えることで
子どもの自己肯定感が高くなったりします。


また、子ども扱いしないで
人として対等に接することも大切です。


我が子だと
何もできないところから
育てているので


「できないだろう」が
前提になりやすい


それが続くと
自分でやろうとしないで
他人まかせになる傾向があります。


「もうできるだろう」を
前提に接することで


失敗もしますが
それでも信じることで


子どもも自覚を持つようになり
本当にできるようになります。


テニスを指導する際にも
「もうできるだろう」と思って


自分たちで練習するメニューを
多く取組んでいます。


追伸


僕は高校生からテニスをしてますが
親は一度も僕のプレーを見たことがないです。


県大会出場を伝えても
「私は県で優勝。インターハイ出てるから」
「私を抜いたら褒めてあげる」
と言われた。


ムカついた。


弟は野球、妹はソフトボールをやっていて
それには行くのに


「なぜ?」と聞いた時には、、、


母親自身が体操をやっている時
練習や試合を見られるのがイヤだった。


だから、あんたもイヤだろうと思って
見ないようにしてた。


弟、妹の野球やソフトボールには
周りの保護者との付き合いがあるから
行っていただけらしい。


当時は反抗期だったこともあり
僕には興味関心がないと思ってたけど
親なりに気を使っていたらしい。


「親の心、子知らず」でした。

2024年6月21日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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