【佐藤】12歳以下の特徴を知っておく

from 佐藤


12歳以下は身体が大きな子が
有利になります。


1年生と6年生が
対戦することもあれば


同年代でも
成長期前の子と成長期後の子では
大人と子どもの差もあったりします。


なので、この年代での結果で
能力やセンスの問題って判断は


子どもの可能性を
狭めてしまいます。


そこで僕が指導してきて
感じていることを伝えます。


1.成長期がバラバラ


早熟タイプの子どももいれば、
晩熟タイプの子どももいます。


お父さんお母さん自身の
子ども時代を振り返れば


わが子の成長は
ある程度予測できると思います。


2.気付くタイミング


身体の成長と同じで
頭の成長も差が大きい時期です。


同じ練習をしていても
理解度や記憶力は
大きく変わってきます。


身体の成長タイプが違えば
練習の習得度も変わってきます。


これは運動能力差ではないので
気を付けなければなりません。


3.本人の性格


自己主張が強い子は
周りを気にしないで自由に行動します。


おとなしい子は
一歩引いて見ているだけに
なりやすいです。


どうしたら協調性を保てたり
自己アピールを出来るかを
学んでいる途中なので


ワガママになったり
引っ込み思案になったり
極端な傾向があると思います。


4.勘違いをする


ほとんどの子が
一度言ったことを覚えてません。


すぐに忘れます。


あと、勘違いして覚えています。


なので、何度も同じことを
伝え続けることが大切です。


この4つが
この年代を指導してきて
感じていることです。


それぞれのタイプを考えずに
大人が子どもたちに接すると


知らず知らずのうちに
プライドを傷つけたり


自信を失わせてしまう
ケースもあります。


こうした違いを
日々の練習の中で
子どもたちを観察して


一人一人のコミュニケーションの取り方を
ちょっとずつ変えながら
指導しています。


それでも、劇的な変化をしたり
成長は期待してはいけません。


毎日の積み重ねが
徐々に成長を促してくれます。


その成長の変化を知りたい場合
練習の見学をしないことを勧めます。


毎日観ていると
成長を感じなかったり
同じミスが気になるけど


3ヶ月間、我慢して
久しぶりに練習や試合を観た時


久しぶりに会う従妹の成長と同じで
成長している部分をたくさん見ることができます。


お父さんお母さんも
一度我慢してみませんか?

2022年4月3日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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