【梅澤】県ジュニアに出るチャレ強化の保護者へ
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
本日から夏の県ジュニアが
始まります。
この県ジュニアに
初めて出場する子ども、
また、
今回二回目の出場となる
チャレ強化の子ども。
こういった保護者の方々に
向けて書きたいと思います。
県ジュニアに出場する
子どもの親御さんは、
子ども以上に
不安になっていませんか?
「週1回で習っていたテニス」
「楽しみでやっていたテニス」
そこからU1大会を目標に、
頑張るようになった。
そして、
U1大会を経験したことで
我が子が変わった。
さらに
ステップUPを体験。
すると、
U1大会を経験する前よりも
成長を見せてくれた我が子。
そんな我が子も、
ついに県ジュニアに
出場する所まできたのか。
もしかすれば
お子様に対して、
このような想いを
持っておられる方も
いらっしゃると思います。
嬉しくも思う半面、
「やれるのかな?」
という心配もあるでしょう。
ここからは、
・試合経験が浅い子ども
・初出場する子ども
の親御さんに、
心掛けてほしいこと
を紹介します。
子どもが試合を終え、
コートから帰ってきた時、
「勝った?」
「負けた?」
などの結果を
真っ先に聞きたくなる
と思いますが、
子どもが
親に聞いてほしいのは、
結果ではないことが多いです。
親は、
試合結果を聞きたい。
子どもは、
内容や取り組みを話したい。
聞き手と話し手に
違いがあるとズレが生じます。
試合は勝つ試合もあれば、
当然負ける試合もあります。
子どもは、
結果でしか親から
評価されないと感じると、
テニスをすること自体が
つまらなく思います。
テニスの試合の結果を
学校のテストの結果に
置き換えてみましょう。
テストの答案用紙を
持って帰ってきました。
「おかえり。
テストは100点やった?」
これをテストの度、
子どもは毎回聞かれると
どうでしょう?
なかなかしんどい
気持ちになりますよね。
テストも
毎回100点はきついでしょう。
さらに、
「そうか80点か。
100点まであと20点あるな」
と言われたら、
勉強に対する
ヤル気も落ちてしまう
かもしれません。
これはすごく極端な例ですが、
結果中心に話しが進んだり、
考えたりすると、
親にとっても
子どもにとっても
つらいことだと思います。
では、
どのように聞いてあげるのか?
「今日の試合、
どうだった?楽しかった?」
「試合の結果から、
何を感じた?どう思った?」
このような
プレーヤーの心の部分を
聞いてあげると良いでしょう。
その質問の答えが
子どもから返ってきたら、
「そうなんや~」
と聞いてあげてください。
仮に、
涙を流しながら
「悔しい」
と言うのであれば、
「うんそうか、
悔しくなるぐらい
頑張ったんやな」
と声を掛け、
そっとしてあげます。
親としては試合結果を、
具体的に子どもから
確認したくなる
かもしれませんが、
そこは我慢です。
結果よりまずは、
一生懸命に試合をした
子どもの話しを聞き、
子どもの感情や考え、
その場で
子どもが取る行動を
受け入れて
あげてください。
そして今後の、
「子どもの一生懸命」
へのサポートを
してあげることが、
大会後には
大切になります。