【丸谷】大抵の場合は身内が足を引っ張る(笑)

ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷 先日、ソニーのパソコン「VAIO(バイオ)」が撤退するというニュースがあった。

僕は20歳の成人の時に買ったスタイリッシュで当時の超薄型バイオを思い出す。

当時はおしゃれだった。訳も分からず、ただ「VAIO」だった。今でいうマックに近い。
最先端で機能的でカッコイイ。

そんな時代を先取りしていたバイオがいつしかどんどん後者に抜かれて
最後尾になり撤退。最先端は時代を切り開き、最後尾は消えていく。
なんともこのめくりめく時代においてのスピードと展開の早さに背筋が凍る思いもある。

多くの人は知らず知らずのうちに、自分のシナリオに勝手にはまり その中から脱皮できずにそのシナリオの中で生きる場合が多い。
例えば、公務員の親の下で生まれる、自然に公務員を目指したり
長男であれば、長男らしく振舞うようになったり…。
その知らず知らずのうちに出来たシナリオとは、一体、誰が作っているかと言うと

多くの場合は両親、親友、兄弟、上司、恋人など 実は身近な人間が「シナリオ」を作っている場合が多い。
成功のチャンスは、以外にも身近な人間が妨げるケースが多い。
そりゃそうだ。
親身になって考えれば、考えるほどリスクは取れない。
立場や責任を考えれば、そういう判断になる。だからこそ

「馬鹿げたことなど考えずに、真面目に地道な人生を歩みなさい。」

という事が正解であり、誰もがその人のことを思い安全でレバレッジのきく
よくある「シナリオ」通りに進まそうとする。

だからこそ、変化や進化、また一歩前に進めようとするためには 心の声に耳をふさいで、周りの期待に答えようとしたり 自分以外の誰かのために人生を演じることを、まずやめなければいけないと思う。
バイオは自分たちが作ったブランドにより、自分たちの作ったこだわりと「シナリオ」により
自分たちの可能性を狭めたのではないか。そんな風に思えて仕方がない。

今月からアカデミー育成には3人の「叩き上げ」の子供たちが正式に参加する。
彼らは主演、脚本、構成作家など、全ての役割を自分が演じている。

誰かが決めた「シナリオ」もないし、目的もないのだと思う。

学校が終わり、そのまま校庭で友達とドッチボールをしていた。
楽しくてやっていたら、気が付いたら、強いボールを投げる上級生の中にいた。

ただ、1年9カ月前に初めて高田で出会ったテニスが楽しくのめりこみ
週1回のチャレンジャーから初めて、1年前にはチーム内大会で上位になり
強化を選んだくらいから、アカデミーという環境になんとなく憧れを持ち出し
なんだかわけもわからず今、こんな環境になり、ただ、がむしゃらに周りについて行く。

そんな感じなのかもしれない。

それでいいと思う。
気が変わったら、いつでも違う道を選べばいいと思う。

どこまで出来るか、わからないし
どこまでやるかもわからない。

佐藤コーチが言う、「やりきって終える」ために、今をやりきること。
それが今の彼らの「シナリオ」なのかもしれない。

※追伸

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2014年2月9日12:39 | 丸谷コーチ

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