【佐藤】週1回と週4回で上達の差が出る理由は?

from 佐藤 
 

「なかなか上手くならないな〜」


子ども達の練習を見学している時、
そんな風に思ったことはありませんか?


ですが、運動学習は積み重ねによるもので
その早さには個人差はあっても
誰もが成長することができます。


では、何故「上手くならない」と感じるのか?


それは「運動記憶の差」だと思います。

簡単に言えば、
「イメージが頭に残る時間の差」ということです。

今、ユニークスタイル内で成長著しいのが
強化クラスです。


その要因が、週1回受講だったジュニア達が
週4回以上の練習をするようになったからだと思います。

練習をすれば、ラケットの振り方や
ボールを打った時の感覚を覚えてます。


でも、週1回の受講では、その感覚を
次の練習の時には忘れてしまいやすいのです。


もし、練習時のイメージが頭に残っている間に
同じ練習を繰り返す事が出来れば、頭だけでなく
体が覚えてくれます。


例えるなら、、、

「集中学習」と「分散学習」というのがあります。

「集中学習」とは、
テスト勉強を一夜漬けで行い、
短期間だけ記憶する勉強方法です。

「分散学習」とは、
継続的に勉強をして
長期間記憶に残る勉強方法です。

テスト前だけ一生懸命勉強する人は
「集中学習」タイプだと思います。

ちびっ子合宿やゲーム練習会が
「集中学習」タイプになります。


それをキッカケに
やれば出来るという有能感を得ることで
「その気になる」ことを僕たちは期待しています。


そして、週2〜4回に練習回数を増やす事で
継続的な「分散練習(学習)」をすることができ、
技術の積み重ねが出来るようになるのです。


その「費やした時間」と「積み重ねて得た技術」が
結果として表れた時、自信になるのです。

今、強化クラスでは
その「分散練習(学習)」の一環として
基本練習を必ず行っています。


簡単な練習を繰り返しながら
身体イメージを高めるためです。


今後、新しい技術を習得する時に
自分の身体のコントロールが良くなることで、
短時間で技術習得が可能になります。


イメージすることは、
大脳の「前頭葉」の働きになります。


前頭葉を鍛えることで、
前頭葉と頭頂葉の関連も高まるそうです。


簡単に言うと、、、


運動能力が向上するし、
「頭が良くなる」ということです。

こうした理由もあり、ユニークスタイルでは
上達を求めている人には複数回数も勧めています。

2022年2月8日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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