●佐藤卓也vs丸谷圭司の60分一本勝負

朝マックで「めっちゃいいやん!」と思ったことはないが、朝モスのメニューはいつも
いい気持にさせてくれる、ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 「あのコーチはこういうけれど、このコーチはこういう。」
ということは、恐らくほとんどないと思います。
特に統一する意識はありませんが、そうなっていると思います。
まさか、この時代において短くなったボールを回り込んでフォアで決めずに、
バックのスライスでダウンザラインにアプローチを打って
ネットプレイで勝負することはなく、
ワイドに振られた状態でリカバリーする場合
クロスステップを使わず、リカバリーをすることなど、まずないでしょう。
ある程度の経験を持つコーチであれば
テクニックや育成に関しては、共通の認識があります。
しかし戦略、戦術に関しては「テクニックのようにイージー」
な話ではばく、複数の方法とそれぞれの考え方があります。
それはチームを運営していく戦術、戦略も同様に
「片手バックハンドよりも、両手バックハンドのほうがパワーがある」
というような、誰もがシンプルに回答できるものではありません。
それぞれの持論があり、一見すると矛盾する話がたくさん出てきます。
どちらかが合っていて、どちらかが間違っているということはほとんどありません。
どちらも正解だからこそ、意見を主張し合います。

時には、佐藤卓也vs丸谷圭司の60分一本勝負も起こります。

また会社vs佐藤&丸谷の変則タッグマッチも起こります。
時には自分の中で
自分の個人的な想いvsリーダーとしての立場という
めっちゃ地味な煮え切らないシングルマッチも行います。
戦術や戦略とは、テクニックの手順ほど単純な話ではないからです。
では、なぜそんな矛盾や意見の相違が起こるのかと言うと
それはほとんどの場合、前提が違うことから起こります。
そもそも白か黒かハッキリを分かれるものなんて
世の中にはほとんどありません。
経済学の理屈通り経済が動かないのと同様、チームを育てることにおいて
竹を割ったようにスッパリと答えが出るなんていうことはあり得ません。
だから矛盾することは、たくさん存在するんだ
ということブログを書くことで知れた、一年であったのかもしれません。
そして、矛盾で迷ったときは、その本質は何なのか?
前提は何なのか?を考えるようにしていくことで、少しずつ
小さな矛盾やボタンの掛け違いが減ってきました。
ブログの開始から1年。
ブログで伝えるために、自分たちの考えを整理する
習慣に慣れてきました。それを繰り返すことで、その矛盾が小さくなってきました。
これも多くの方が、ブログを見てくれているからこそ
出来たことだと思い、本当に感謝しています。
見てもらっている人に「価値があるコンテンツ」を提供できるように。
感謝。
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2013年2月2日18:37 | 丸谷コーチ

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