【FB】「勉強しなさい」よりも効果的!?な子どもの学習意欲を高める関わり方

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参照記事:http://benesse.jp/kyouiku/201203/20120322-1.htmlより参照



「勉強しなさい」と声かけをしないほうが、
勉強時間が長い学年も!



小1~中2までは、「勉強しなさい」と声かけをしても、
しなくても、5分程度しか差はつきません。



声かけの有無で、勉強時間の長さは
変わらないと言えそうです。



しかし、中3生になると差がつき、
「勉強しなさい」と声かけされないほうが、
約25分も多く勉強しています。



親子で将来や進路について話をするほうが、
学習時間は長い



母親と将来や進路について話をしている子どものほうが、
勉強時間が長いのはどの学年も共通。



特に小4以降はその差が歴然として、
小4~小5では20分前後、小6では30分以上の差に。



これは中学受験勉強などが関係するかもしれません。



中学生でも同様に、中1~中2は20分弱、中3では30分以上の差と、
受験の前にさらに差がつく傾向が見てとれます。



「勉強しなさい」の声かけより、
「親子で将来や進路について話をする」ことのほうが、
子どもの学習意欲を高める効果ありかも!?



学年が上がるにつれ、母親が学習を手伝う時間は減りますが、
「勉強しなさい」という声かけは8割前後の母親が、
小1~中3まで変わらず続けています。



しかし、「勉強しなさいという声かけの有無で勉強時間に差はなく、
中学生ではむしろ声かけされていない子どものほうがよく勉強している」
といった結果が出てきました。



一方、「将来や進路について話す」ことは、
学年が上がるにつれ増えていきますが、



「母親と将来や進路について話している子どものほうが、
低学年においてさえ勉強時間が長い」という傾向が見えてきました。



それを裏付けるかのように、
「将来の目標イメージが明確な子どもは、自律的に勉強している」
というデータもあります。



自分の将来の目標イメージを描く手助けとして
「子どもと将来や進路について話をする」ことは、



どの学年の子どもにとっても
学習意欲を高めるために大切な働きかけであり、
中学生になるまで待つ必要はないと言えます。



「勉強しなさい」の声かけが必要なときも、
もちろんありますが、それだけでなく、



低学年のうちから将来について親子で楽しく話し合うことを、
積極的に始めてみてはいかがでしょうか。

 

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