【丸谷】トランプ大統領が与えた期待感と、ユニークの期待感。
今、アメリカは変わろうとしています。
「チェンジ」と唱えたオバマ政権は
「格差解消」「弱者・貧者の味方」を掲げてきましたが、
その問題解決の兆しは
ほとんど見ることができませんでした。
ヒラリー・クリントン候補は大企業や大金持ちを批判し
「格差の解消」を叫ぶばかりで、最後まで具体的な
経済成長のビジョンを示すことができませんでした。
そうして国民は民主党政権に対して
期待を失っていきました。
しかし今アメリカは期待に沸いているようです。
トランプ大統領です。
トランプ次期大統領が大統領としての
資質には疑問が残りますが、
自分がアメリカ国民だったら政策、とくに「経済政策」の一点で
トランプに投票したかもしれません。
結果論からいえば、今、アメリカ国民が求めているのは
「経済政策」の一点なのかもしれません。
さて、アメリカ経済の低迷も
さることながら、
ユニークの選手育成という「公約」も、低迷でなく迷走していました。
迷走した理由はいくつかの要因があります。
奈良県には奈良県のペースがあり、
選手育成の土壌がない土地には、
ゆっくりと水をやり肥料をやり
時間をかけて育てないといけない。
それを急ぎ過ぎたり、型にはめたり
また求め過ぎたり、それにより生まれた違和感だったり、
個性の定義の甘さだったり、チームワークが欠けていたり、
第2次ユニークは迷走しました。
(と、僕は勝手に解釈しています。間違っていたらすみません。)
お客さんの気持ちと、自分たちの志とのバランスが
上手く取れなかったことが大きな原因の一つではないかと思っています。
また生徒数も恐らく奈良県で1、2を争う
ジュニアチームであることも、多様性のニーズに対して
無理にバランスを取ろうとしたことも要因の一つではないかと思います。
とはいえ、早い話が色んな意味で
僕たちは未熟であったし、ブレていたのです。
それにより「公約」を果たせず
ユニークという、国民の期待感を奪ってしまったのです。
その期待感とは何か…?
公約実行のために求められることとは…?
ユニーク国民は一体何を望み、何を期待しているのか…?
今、アンケートを見直し、1つ1つの意見に対して、コーチたちが議論しています。
僕もガンガン口を挟みます。
強いエネルギーがある人は、コーチたちに
色んな意見をぶつけてみてください。
僕に話してもらってもいいです。
聞ける姿勢を持っていることも
ユニークのコーチたちの良い部分だと思います。
僕はある意味、ユニーク立ち上げの時のような
強いエネルギーを感じています。
問われる、のはこれからです。