【赤松】ストレスと肯定感
こんにちは。
メンタルトレーナーの赤松です。
みなさんはストレスを感じることはありますか?
最近では「ストレス」に関するニュースも多くなり、
自殺の原因のひとつに挙げられていることもあります。
そうすると「ストレス」は、みなさんの中では
マイナスのイメージが強いのではないでしょうか?
しかしこの「ストレス」、 一流選手には、
なくてはならないものの一つなのだそうです。
競技をしている選手は試合の時、
たくさんのストレスを受けます。
精神的・肉体的疲労やプレッシャーは、
一流選手になればなるほど
大きなものになってくると思います。
そういう時のために、
日頃の練習に負荷をかけ、
あえてストレスをかけていきます。
ハードな練習だったりコーチの厳しい言葉だったり、
様々なストレスを受けながら、
自分のベストな状態を作る訓練をします。
そして、やりとげた経験や成果を自信にしていきます。
一生懸命取り組むと、出来たという達成感も
敏感に感じられると思いますが、
人生経験や競技経験が未熟なジュニアは、
自分だけでは、十分に達成感を感じられないかもしれません。
そこで、保護者の方々の力が
必要になってくるのです。
毎日一緒にいる保護者は、
子どもに肯定感を与える
絶好のポジションにいるのです。
子供たちは、一番身近なサポーターである
保護者の方にほめられると嬉しいはずです。
照れる子や反抗期の子など、
反応は様々かもしれませんが、
ほめられたという肯定感は必ず心に残ります。
そしてその肯定感が、外での生活や練習で
受けてきたストレスを乗り越える力を付けるのです。
保護者のみなさまにしていただきたいこと。
それは、毎日話を聞いて、
その話の内容から一つほめてあげてください。
無理に話をさせなくてもいいです。
話した内容やコーチから聞いた話の中から
一つほめてあげることで、
子供たちは、少しずつ
ストレスに勝つ肯定感を身につけることでしょう。