【梅澤】初めて県ジュニアに出る人へ ~公式戦でのマナー~
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
もうすぐ春の県ジュニア大会が
いよいよ始まります。
この春大会から初めて
公式戦に出場する子たちも多いです。
そこで、公式戦でプレーする際
注意してほしいことを紹介したいと思います。
今回は、大会におけるマナーについて。
試合に参加する一人ひとりが
マナーを心掛けることで、
自分も対戦相手も大会参加者みんなが
気持ちよくプレーできます。
テニスのレベルに関係なく、マナーは
その人・そのテニスクラブ
そういった良さも見えてきます。
テニスはスポーツです
スポーツマンらしく、プレーをしてください。
■挨拶はしっかりとしましょう。
プレーが始まる前に「よろしくお願いします」
と、相手に声を掛けましょう。
試合終了後も相手の目を見て、
ちゃんと 「ありがとうございました!」 と
ひと声添えながら握手をしましょう。
勝っても、負けても、お互いに
試合後は友達という気分で終わりたいですね。
■ボールを投げて渡す際は、ワンバウンドで渡す。
ポイント間で、相手に
ボールを投げて渡す場面があります。
その際は、相手に「ボールいきます」 と
ひと声掛けてから投げましょう。
もし自分が相手に
そのように渡してもらった場合は、
「ありがとうございます」とひと声掛けてください。
■チェンジコートの際は、手で渡しましょう。
チェンジコートで
お互いコートを入れ替わる場面では
相手には手で渡しましょう。
チェンジコートだから、
コート上にポンと転がしていく姿は
あまり見ている側にも良いものではありません。
■ポイントやゲームスコアは大きな声で行いましょう。
試合中に、たまに
「あれ?今いくつやったっけ!?」 と
いうときがありますね。
そのとき、相手も分からない場合は、
・お互いが覚えているポイント
・ゲームスコアまでさかのぼる
双方が合致するところから
始めないといけません。
こういったことで、
集中力が途切れたりすれば残念ですよね。
だからこそ、カウントコールは大きく、
分かりやすく言いましょう。
地面ではなく、
相手に伝えるようにコールしましょう。
■相手のダブルフォルトを態度に出して喜ばない。
ダブルフォルトだけでなく、ラリー中の
ネットインやラケットのフレームに当たり入ったショットは
喜ばないようにしましょう。
こういったことは、ついつい喜んでしまいがちですが、
これらは、運でもあるので必要以上に態度に出さないようにしましょう。
己の力で、
相手からポイントを取ったものとは違うので、
嬉しさや喜びは自分の中で
留めておきましょう。
■ラリー中、ネットに当たって入って得た点数に対しては、有効でもひと言謝りましょう。
相手と打ち合っている最中にネットに当たり、
そのまま自分のポイントになった経験があると思います。
こういった際は、故意でなくとも
「すいません」と一言謝りましょう。
■隣のコートの試合中に勝手にボールを取りに行かない。
自分たちの試合球が、隣のコートに入った場合、
無断でコートに入ってはいけません。
隣のコートがラリーをしている間は、
視界に入らない、 声を掛けたり、コートの後ろを通ってはいけません。
ポイント間やゲームが交代する間に、
素早くボールを取りに行ってください。
その際に、「失礼します」や「失礼しました」など
ひと声掛けてください。
また、試合を行うコートに向かう際も同じです。
このとき、コートの後ろを
素早く通りましょう。
■相手のジャッジにしつこく抗議しない。
プレー中に自分が打ったボールが
入ったと思っていたときにアウトとコールをされ、
「今の入ってるやろ!」 と
抗議する選手もいます。
しかし、相手のジャッジを信じるのが
セルフジャッジです。
相手が一番近い場所で
あなたのボールを見ているのですから
そのジャッジには従いましょう。
テニスの試合は、
相手がいて成り立つものです。
相手は、敵と考えるもの分かりますが、
自分の力を最大限に引き出してくれる大切な人です。
相手を信じることが、
自分のベストパフォーマンスを引き出す
第一歩だと思います。
ここまで、いくつかご紹介させていただきましたが
試合を楽しむためにも、
やはりこういったマナーを知っておくことは
必要なことです。
プレーする側も、プレーを観戦する側も
みんなが気持ちよくテニスを楽しめるよう、心掛けましょう。