■合宿のメリット、学習効果を整理しました。
2013年7月14日
来週はプリンスのニューモデルの展示会。なんでも待望の「穴なしモデル」が出るらしい。
と言っていたブリジストン契約の内山コーチを半信半疑で聞いていたプリンス契約の丸谷です。
「合宿って…は効果がありますか?」
と聞かれると答えは決まって
「ある。」と答えます。 合宿に何を求めるか、は人によって違いますが
僕が合宿に効果があるか、ないか
と聞かれて「ある」と断言できるにはある基準があります。
その基準とは
「クオリティではなくクオンティティ」という考え方が根底にあります。 クオリティQualityとは「品質」の事ですよね。
そして、もうひとつのクオンティティ
Quantityとは何を意味するかというと「量」のこと。
つまり合宿では普段、もうちょっと…と思う練習時間が十分にあり、「量」が得られると。 よくある身近な例をご紹介します。
テニスを2歳、3歳から始めたわけではなく
小学生低学年など、比較的後から始めたジュニア達は
テニスの試合に出て少し落ち着くと次は
チャンピオンまでの「最短距離」を求めだします。
そりゃ、そうじゃん。
だって、そうじゃないと追いつかないから。
と考えます。
「出来るだけ優秀なコーチを探し…」
「出来るだけ最善な練習環境を求め…」
と常にそういった「クオリティ」の部分に神経を
尖らせています。
しかしそういう選手の特徴としては
「クオンティティとのバランスが悪い」ということがよくあります。
出来るだけ最短で、最善で、上達するために
「近道を探そう」という気持ちはわかりますが
そもそも論として、試合で勝つために必要な
「ラケットを振っている回数」が少なすぎる…という事が
見落とされている、という事が案外多くあります。
いくら優秀なコーチや恵まれた環境にいても
矯正しても、すぐに元通りになり
いつまでたっても、その技術が安定しないのです。
つまり
そういった場合、「量」や「数」によって
プッシュしてしまうことで上手くいった、という経験が多くあります。
だから「量」を詰め込む合宿でそれが完成して
結果的に「なんか変わったね。」という結論になりやすいのだと思っています。
よく言う10000時間の法則でいえば、10000時間が1つの
スキル習得の目安の時間であるとすれば
合宿はその時間を「縮めること」が出来ます。
1週間に6時間の練習時間を持っている人であれば
合宿では23時間の練習があるので、ザックリわけると
4週間分の練習を一気に縮める「量」をこなすことが出来ます。
この「クオンティティ」を一気に詰め込めるので
「技術の習得において、学習効果が高い」
これが僕が考える合宿のメリットです。
「質」の高いスイングは
「量」をこなした人間にしか作れません。
最初っから「質」の高いスイングを
作ろうと思っているジュニアが多いのですが、それはとんだ間違い。
下手くそでもいい。っというか、最初は下手くそでしかない。
とにかく、量をこなして
とにかく、ボールを打って、数をこなすこと。
そうすれば、「時間とともに必ずいいスイングが作れる」
…という根性論は、40代、50代のオヤジがお酒の席で
いうようなスポ魂でしょ?
という、もはや死語のように思われていますが
現実スポーツにおいては、スキルアップの方法は
やっぱり「体得」が一番近道なのです。
何事もそうですが、技術が仕上がるのは
実践、経験によってのみであって
頭の中のマインド遊びによってではありません。
不安定な技術を
その何倍もの時間をかけて、短時間で一気に詰め込む。 その学習効果の高さが僕が合宿で効果があると言い切れる時の
「1つの基準」になっています。
と言っていたブリジストン契約の内山コーチを半信半疑で聞いていたプリンス契約の丸谷です。
「合宿って…は効果がありますか?」
と聞かれると答えは決まって
「ある。」と答えます。 合宿に何を求めるか、は人によって違いますが
僕が合宿に効果があるか、ないか
と聞かれて「ある」と断言できるにはある基準があります。
その基準とは
「クオリティではなくクオンティティ」という考え方が根底にあります。 クオリティQualityとは「品質」の事ですよね。
そして、もうひとつのクオンティティ
Quantityとは何を意味するかというと「量」のこと。
つまり合宿では普段、もうちょっと…と思う練習時間が十分にあり、「量」が得られると。 よくある身近な例をご紹介します。
テニスを2歳、3歳から始めたわけではなく
小学生低学年など、比較的後から始めたジュニア達は
テニスの試合に出て少し落ち着くと次は
チャンピオンまでの「最短距離」を求めだします。
そりゃ、そうじゃん。
だって、そうじゃないと追いつかないから。
と考えます。
「出来るだけ優秀なコーチを探し…」
「出来るだけ最善な練習環境を求め…」
と常にそういった「クオリティ」の部分に神経を
尖らせています。
しかしそういう選手の特徴としては
「クオンティティとのバランスが悪い」ということがよくあります。
出来るだけ最短で、最善で、上達するために
「近道を探そう」という気持ちはわかりますが
そもそも論として、試合で勝つために必要な
「ラケットを振っている回数」が少なすぎる…という事が
見落とされている、という事が案外多くあります。
いくら優秀なコーチや恵まれた環境にいても
矯正しても、すぐに元通りになり
いつまでたっても、その技術が安定しないのです。
つまり
「技術があとちょい・・という部分でまた逆戻り」
それを繰り返していることが多いのです。そういった場合、「量」や「数」によって
プッシュしてしまうことで上手くいった、という経験が多くあります。
だから「量」を詰め込む合宿でそれが完成して
結果的に「なんか変わったね。」という結論になりやすいのだと思っています。
よく言う10000時間の法則でいえば、10000時間が1つの
スキル習得の目安の時間であるとすれば
合宿はその時間を「縮めること」が出来ます。
1週間に6時間の練習時間を持っている人であれば
合宿では23時間の練習があるので、ザックリわけると
4週間分の練習を一気に縮める「量」をこなすことが出来ます。
この「クオンティティ」を一気に詰め込めるので
「技術の習得において、学習効果が高い」
これが僕が考える合宿のメリットです。
「質」の高いスイングは
「量」をこなした人間にしか作れません。
最初っから「質」の高いスイングを
作ろうと思っているジュニアが多いのですが、それはとんだ間違い。
下手くそでもいい。っというか、最初は下手くそでしかない。
とにかく、量をこなして
とにかく、ボールを打って、数をこなすこと。
そうすれば、「時間とともに必ずいいスイングが作れる」
…という根性論は、40代、50代のオヤジがお酒の席で
いうようなスポ魂でしょ?
という、もはや死語のように思われていますが
現実スポーツにおいては、スキルアップの方法は
やっぱり「体得」が一番近道なのです。
何事もそうですが、技術が仕上がるのは
実践、経験によってのみであって
頭の中のマインド遊びによってではありません。
実践の量をこなしていくことで得られます。
普段の練習で「行ったり~来たり~」している不安定な技術を
その何倍もの時間をかけて、短時間で一気に詰め込む。 その学習効果の高さが僕が合宿で効果があると言い切れる時の
「1つの基準」になっています。
07:49 | 合宿・遠征 |