ユニークスタイルテニスアカデミー

from　佐藤


テニスが上達するためには
指導力って大切だと思いますが


指導力って、コーチがスキルを伝える能力だとすると
そのコーチがいなければ成り立たないことになります。


なので、環境を作ることが
もっと大切だと考えています。


ユニークスタイルを立ち上げた時に
一番大切にしたのはその「環境作り」です。


その理由を説明していきます。


環境はというと、、、


例えば、10名のジュニアがいて、、、


10人とも週５回練習するグループ
10人とも週１回のグループ


どちらがスキルアップが早くなったり
切磋琢磨できる環境になる可能性が高いと思いますか？


例えば、ルールがあるか・ないかで、、、


毎日、テニスノートを書くこと。
書いても、書かなくてもいいよ。


子どもならどっちを選ぶ可能性が高いか？
どっちが学びが多いと思いますか？

※例えばです。


環境と一言で言っても
施設環境もあったり、地域環境もあったりします。


その落としどころを考えながら
どこまでのルールなら受け入れてもらえるか？
それができれば何が達成できるか？


そうして身に付くことが
「習慣」だと考えています。


この習慣が一定レベルに達することで
県ベスト８の可能性が高くなると思っています。


でも、、、


県ベスト８以上に行くぞ！！と思って
テニスを始める子なんていないと思います。


楽しく、健康的で、礼儀正しく、コミュニケーションとれて
それを望んでいる保護者がほとんどだと思います。


でも、、、


これは僕の肌感ですが
それを学び、吸収して、実感しているのは
週１回より週３回以上通っている場合が高いです。


要するに、一定レベルの習慣が身に付いた時に
その変化を感じるようになるってことです。


なので、週１回を３年間続けたとしても
変化を感じにくいってことです。


なので、、、


僕は、テニスをする子ども達にも
そのサポートする保護者にも


変化を感じ取ってほしいと思って
声掛けをしています。


その時、大切にしているのは
保護者の子育ての方針です。

環境なんていいから
もっと細かく指導してくれ！！って
言われたこともあります。


その時は、僕らに出来る範囲と
よりマッチしたテニス環境をアドバイスしました。


僕はユニークでテニスを続けることが最優先ではなく
テニスを続けることを最優先に考えています。

残念ながらユニーク出来ることは限られています。
それを踏まえて環境を明確にするってことは大切だと考えています。