【佐藤】成長には「早熟・晩熟」がある。
2024年4月16日
from 佐藤
「暦年齢」と「生物学年齢」ってのがあります。
暦年齢とは、
この世に生まれてからの年齢
生物学年齢とは、
身体の成熟度がどのくらいかを診断し割り出された年齢
「早熟・晩熟」というのは
この生物学年齢の差になります。
この差は1.5歳~3歳ぐらいの
開きがあると言われています。
なので、もし12歳以下の大会で
同じ小学6年生であっても
成長度が遅い子は9歳ぐらいで
成長度が早い子は15歳ぐらい
ってことになる。
当然、早熟の子の方が
他者と比べると
身体が大きかったり、体力があったり
有利なことが多くあり
ショットが強く打てるし
コートカバーも広くなる。
同じ暦年齢(12歳)だったとしても
生物学年齢がこの差(9歳VS15歳)だと
早熟の子が有利になるのは
理解できると思います。
そこで僕なりの観方を
メリット・デメリットで整理します。
早熟パターンの子
メリット
・成果(結果)が出やすい
・チャンスが与えられやすい
・選抜(部活のレギュラー)されやすい
デメリット
・身体は早熟でも心は子ども
・プライドが高くなりやすい
・周りの大人が期待し過ぎる
・プレッシャーが大きくなる
・頑張り過ぎてケガしやすい
(上の年齢やレベルが高い中で練習することで)
晩熟パターンの子
メリット
・忍耐強くなりやすい
・思考力が高まりやすい
(どうしたら成果が出るかを探究するから)
・自分の長所を見つけやすい
デメリット
・14歳以下までは結果が出にくい
・思春期に諦めることが多くなる
・ネガティブに捉えやすくなる
・自己肯定感が低くなりやすい
・無理してケガをしやすい
(人一倍頑張ろうとし過ぎて)
この成長度合いの差は
高校生くらいになるとなくなります。
生物学年齢の差があったとしても
遅くても男女ともに17~18歳前後には
成長期が終わると言われてるからです。
なので、本当の競技テニスの勝負の時期は
高校生(15歳以上)からだと思っています。
なので、僕は低年齢(12歳~14歳以下)では
結果をそんなに追い求めていません。
それよりは、
・継続するための目的を持つこと
・そのための目標が持てること
・そのための習慣を身に付けること
が大切だと考えています。
また、
・負けた後のリカバリー
・失敗した後のリカバリー
・自分の弱さを認めること
・何度でもやり直せること
を学ぶことができれば
高校生からの勝負の時期に
強くなると考えています。
我が子が早熟なのか晩熟なのかは
周りと見比べるとある程度わかりますが
では、運動能力、スキル習得能力、精神面など
その子のトータル的な成長度は?
その分野で、多くの子どもを指導・観察してきた
指導者に聞くと良いかもしれません。
早熟の子、晩熟の子のサポート方法は
やっぱり所々で違ってくると思います。
もしかしたら、それが
「差別」とみる人もいるかもしれません。
でも、そのちょっとした違いに気付き
サポートしてきた優秀な指導者を観てきました。
僕もそうなりたいと考えています。
本当の勝負(高校生以上)の時に
力を発揮できる人になれるように
サポートをしたいですね。
「暦年齢」と「生物学年齢」ってのがあります。
暦年齢とは、
この世に生まれてからの年齢
生物学年齢とは、
身体の成熟度がどのくらいかを診断し割り出された年齢
「早熟・晩熟」というのは
この生物学年齢の差になります。
この差は1.5歳~3歳ぐらいの
開きがあると言われています。
なので、もし12歳以下の大会で
同じ小学6年生であっても
成長度が遅い子は9歳ぐらいで
成長度が早い子は15歳ぐらい
ってことになる。
当然、早熟の子の方が
他者と比べると
身体が大きかったり、体力があったり
有利なことが多くあり
ショットが強く打てるし
コートカバーも広くなる。
同じ暦年齢(12歳)だったとしても
生物学年齢がこの差(9歳VS15歳)だと
早熟の子が有利になるのは
理解できると思います。
そこで僕なりの観方を
メリット・デメリットで整理します。
早熟パターンの子
メリット
・成果(結果)が出やすい
・チャンスが与えられやすい
・選抜(部活のレギュラー)されやすい
デメリット
・身体は早熟でも心は子ども
・プライドが高くなりやすい
・周りの大人が期待し過ぎる
・プレッシャーが大きくなる
・頑張り過ぎてケガしやすい
(上の年齢やレベルが高い中で練習することで)
晩熟パターンの子
メリット
・忍耐強くなりやすい
・思考力が高まりやすい
(どうしたら成果が出るかを探究するから)
・自分の長所を見つけやすい
デメリット
・14歳以下までは結果が出にくい
・思春期に諦めることが多くなる
・ネガティブに捉えやすくなる
・自己肯定感が低くなりやすい
・無理してケガをしやすい
(人一倍頑張ろうとし過ぎて)
この成長度合いの差は
高校生くらいになるとなくなります。
生物学年齢の差があったとしても
遅くても男女ともに17~18歳前後には
成長期が終わると言われてるからです。
なので、本当の競技テニスの勝負の時期は
高校生(15歳以上)からだと思っています。
なので、僕は低年齢(12歳~14歳以下)では
結果をそんなに追い求めていません。
それよりは、
・継続するための目的を持つこと
・そのための目標が持てること
・そのための習慣を身に付けること
が大切だと考えています。
また、
・負けた後のリカバリー
・失敗した後のリカバリー
・自分の弱さを認めること
・何度でもやり直せること
を学ぶことができれば
高校生からの勝負の時期に
強くなると考えています。
我が子が早熟なのか晩熟なのかは
周りと見比べるとある程度わかりますが
では、運動能力、スキル習得能力、精神面など
その子のトータル的な成長度は?
その分野で、多くの子どもを指導・観察してきた
指導者に聞くと良いかもしれません。
早熟の子、晩熟の子のサポート方法は
やっぱり所々で違ってくると思います。
もしかしたら、それが
「差別」とみる人もいるかもしれません。
でも、そのちょっとした違いに気付き
サポートしてきた優秀な指導者を観てきました。
僕もそうなりたいと考えています。
本当の勝負(高校生以上)の時に
力を発揮できる人になれるように
サポートをしたいですね。