【メルマガ】「伸びる子」の親は聞き上手!?
2016年2月11日
試合帰りの車中で今日の試合を振り返り、
話を聞くつもりが、いつの間にか説教になってしまった。
そんな経験はありませんか?
・子供が何を考えてプレーしたのか?
・どうしてあの場面であんなプレーをしたのか?
子供の意見を聞き、話をしながらコミュニケーションをとり、
少しでも今日の経験を大切にしてほしい気持ちだったのに…。
ついつい、自分の意見を押し付けてしまったことはありませんか?
そのことが原因で子供がテニスの話をしたがらなくなり、
「試合を観てほしくない」と言い出したりします。
そして、ホームコーチはお子さんとテニスの話をしないように注意を促し、
練習の見学も控えてもらうように言うでしょう。
もし、このような状況になっているのであれば、
解決策は「聞き上手」になることです。
「いいたいことがあったら、何でも言ってこいよ。オレは話を聞くのが好きだから」
「困ったことがあるなら何でも話しなさい。」
では、ダメです。
待っているだけでは相手からの発信は期待できません。
「聞き上手」な人は、自分から近づき、声をかけ、
世間話をして、話が言いやすい雰囲気作りをします。
そして、大切なのは「聞き方」です。
・話し手を見て
・笑顔になる
・うなずきながら聞く
話し手からしたら、話しやすくなりませんか?
「話を聞く」テクニックが
子供の成長の手助けになるのかもしれません。
よくある悪いパターンとしてあるのが、相手が話す気になり、話し始めたとたん
腕組みをして、むずかしい顔つきになる。
年配者や立場が上の人に多い傾向です。
自分ではそんなつもりでなくても、
・偉そうな
・威張った
・上から目線
などの感じを話し手に与え、
話す気になった気持ちをくじいてしまいます。
不安になったり、反発したり、
話づらい雰囲気になり、もたついてしまいます。
話し手がもたついて、内容がまとまらないようになったら
自分の聞き方に問題があったのかもしれないと振り返りましょう。
コーチを見極める時も同じです。
指導する側の人が話したがり屋であれば、
自分の考えを押し付ける指導をする場合が多いです。
優秀なコーチの多くが「聞き上手」です。
なぜなら、コーチングのテクニックの一つだからです。
「聞き上手」なコーチは選手とのコミュニケーションがうまく、
その選手にあったアドバイスを考えてくれるでしょう。
子供が通うテニスクラブを選ぶ時、料金や施設を見るだけでなく、
「聞き上手」なコーチを探すのもいいでしょう。