●モチベーションが下がる「現実的な」話し。

U11のちびっ子たち、「元気よくプレイ」をしてきてね!
ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 「モチベーションをどうやって保てば(もしくは、上げれば)いいかわからない。」
という相談をときおり受けます。
・あの子はすごくやる気があって最後までボールを追いかける・・ でもうちの子は・・
・試合に負けて、悔しい思いをした・・と思ったら翌日にはケロっとしている・・
試合を終えてこんな気持ちになる保護者の方も多いのではないでしょうか?
そんな時に決まって疑う問題が、この「モチベーション論」となっています。
まず、この「モチベーションをあげる方法」についての考え方は僕は次のように考えています。
まず、冒頭の質問が間違っているということに気付くことが一番のポイントです。
どこが間違っているのでしょうか?
答えは2つあります。
ひとつめの答えは
・・・

モチベーションはあげられない、ということ。

モチベーションを保つ方法は?上げる方法は?と聞いている時点で、
それは暗に「モチベーションは自分の意志でどうにかすることができる」という前提にあります。
特に昔、スポーツをやっていた保護者であれば、過去にバリバリ、
モチベーション高くやっていた、という人が多いです。
だから、気持ち次第でなんとかなる、と思い込みがちです。
しかし、残念ながら、モチベーションはあげられません。
モチベーションというのは湧き上がってくるもので、
意志の力で湧き上げることはできません。
だからできることは、モチベーションがあがるきっかけを作ることだけ、なのです。 モチベーションの高い仲間、環境、コーチなどなんどもいいのです。
「外的なきっかけ」がモチベーションに左右されるのです。
さて、次の方法です。

モチベーションは低くて結構だという考え方。

もうひとつの答えは、モチベーションが高かろうが低かろうが、
やるべきことさえやれば、成果は上がるということ。
「モチベーション論」を持ち出す前に、徹底して練習をしているか?という点。
モチベーションが云々というよりも、そもそも論として、打ち込みの数が足りていない、
やるべきことをやっていないということが意外にも多くあります。
モチベーションに付随して、「メンタルが弱い」という問題がありますが
多くの場合、メンタルが問題ではなくて、単純に「打ち込んでいない」から技術に自信がないだけなのです。
ある程度のメンタルは、「高い技術力」で簡単に作れます。
僕は、メンタルは技術力の中にあると考えていますので。
そしてモチベーションの大小に関わらずとも、試合の結果を出すことは可能です。
要するに、モチベーションが上がらずとも、「やらざるを得ない」仕組みを作り、
やりさえすれば成果が出るのです。
どうやったらモチベーションを保てるか、モチベーションを上げられるか、と悩むのは意味がありません。
どうやれば「やるべきこと」をやることができるのか?を考えることが重要だ、ということです。
モチベーションは目的ではありません。あくまで成果をあげる手段に過ぎないわけですから。
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