【梅澤】スポーツにも理論が必要な理由。

梅澤康雄ユニークスタイルの梅澤です。

佐藤コーチと下コーチの2名のコーチが、日本体育協会・日本テニス協会
公認のコーチ資格の習得のため、講習会に参加してきてくれました。

そこで得た情報をコーチ陣で情報共有して、ユニークに通ってくれる
みんなにフィードバックしていきたいと思います。

昨日のブログで下コーチが、東京のナショナルトレーニングセンターで
行われた講義内容一覧を紹介してくれましたが、「あれ?コーチなんだ
からもっとテニスやっているのかなと思ってた」という方もいらっしゃる
と思います。

しかし、ここではオンコートの時間より理論の講義が多いです。そして
この理論はスポーツ医・科学的な理論であります。

日本のスポーツ医科学研究は、戦後、1955年(昭和30年)日本体育学会の
発足と1960年(昭和35年)日本体育協会スポーツ科学研究委員会の発足
などによって始まりました。

ここで学べる情報は、この50年以上かけてきた価値ある情報を知ることが できます。
従来の指導現場では、経験主義的要素が色濃い指導が見られていましたが、
近年では、スポーツ医・科学の進歩により、スポーツ現場にも理論が必要と
されるようになりました。

例えば、僕が小さい頃は「水分を取るな」と言われていたものが、今は
「水分は積極的に取ろう」となっています。今では水分を取るなという
指導は過去のものとなっています。

スポーツ理論とは、実践に意味を与えてくれるものです。ユニークスタイ
ルは子供専門のテニスクラブなので、子供の発達・発育という観点も考えて
指導しています。

レッスンの中で遊びに見えるような練習は、実はコーディネーショントレー ニングという場面や状況によって動きを変えたり、調整する力を養っています。
これらの力を上げていくと技術の習得時間が早くなるだけでなく、そこから
さらにその技術を新しい技術として発展させることが出来ます。

こういったことは僕たちコーチ側が知っておくことで、子供たちには伝える
ことではありませんが、理論を上手に実践の中に活かすと新しい技術や戦術が 生まれることがあります。それをぼくたちは「ひらめき」と呼んでいます。
スポーツにおける理論と実践は離れたものではなく、常に往復作用を繰り返して います。理論によってこそ、正しい実践が可能になります。そして実践は理論の 先に行くことも多く見られます。
理論という言葉で考えると、少々小難しい印象をイメージしがちですが、実践を
支える情報としては、僕たちにとってとても重要な情報源です。

理論と実践のバランスを取り、ユニークスタイルの各クラスの子供たちに分かり
やすく、テニスを楽しんでもらえるよう、個々の目標に向かって全力を出しても
らえるよう、学んだことをコーチ同士で情報を共有して、みんなにフィードバック
していきたいと思います。

 
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sozai_img_new月例ゲーム練習会 第二浄化センター 13:30~16:30
17日    チャレンジャー+エントリー強化     あと3名。
24日   エントリー               あと8名。
sozai_img_newビギナーズ練習会 阿田峯公園内テニスコート 13:30~16:30
2月11日(木祝)
エントリークラス        あと4名。
チャレンジャークラス      あと2名。
※お申し込みは⇒http://uniq-style.net/event/getsurei.html
 
 
 
 
 
 
 
 
18:00 | 未分類 | タグ: ,

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