【佐藤】子どもと大人の違いは?

from 佐藤


僕は「我慢強さ」だと思っています。


子どもは「我慢」が嫌いと言うか
そういった概念が少ないです。


欲望、感情のままに行動します。


なので、自分のやりたいことを
最優先することが多くなります。


でも、それが他人に迷惑をかけたり
失敗したり、上手くいかないことを学び


少しずつ、我慢を覚えていきます。


これは生きていけば
どんどん覚えていくと思います。


なので、大人になると「我慢強く」なり
感情コントロールが上手くなります。


ただし、大人でも
意識して取組んでいないと
学べないことがあります。


それが「忍耐力」だと思っています。


この我慢と忍耐の違いを
僕の解釈を説明します。


我慢というのは、感情のコントロール
忍耐というのは、弱音を吐かないこと


———————————

【忍耐】
苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと 。


例えば、自分に不都合なことなどを人にされても
暴力的な仕返しをしたり、現実逃避したりしないなど。


それが足りない大人が多いから
煽り運転があったり、暴力コーチがいたり・・

———————————


僕は忍耐の「忍」という文字が
重要だと考えています。


耐えるのであれば、我慢と同じですが
「忍」には、その先があると考えています。


我慢はその場、その期間を乗り切ることだけに
力を注ぐことを意味すると思います。


忍耐には、乗り越えた先をイメージして
粛々と準備することを意味すると思っています。


要するに「倍返だ!!」ってことです。


「忍」という言葉には
粛々に準備するという姿勢があること。


そして、いつかやり遂げる想いを持っていることが
「忍」という文字にあり、忍耐力だと考えています。


それがスポーツ選手としても大人としても
必要な志だと考えています。


僕は今、耐え忍んでいます。


多くを学び、根回しして、ありとあらゆる準備をして
いつか倍返しできることを狙っています。


追伸


全部、僕個人の解釈です。


言葉の意味を自分で整理することで
その言葉の意味を深堀すること


それをブログを書きながら
学んだことの一つです。

2022年5月12日10:00 | ■ 佐藤コーチ

ブックマーク


問い合わせ