【佐藤】メリット・デメリットを考え、取組んでいること。

from 佐藤 
 

佐藤平日のエントリークラスの時間は学校の終わる時間の関係で、 
いつも少人数で練習しています。 
 

逆に土日の練習ではたくさんの子供たちが参加し、 
いつも最後には団体戦を行っています。 
 

どっちの練習がいいのか? 
 

どちらにもメリット・デメリットがあります。 
 

■平日の場合 
 

平日のメリットは、人数が少ない分、  
僕も一緒になって打ち合う時間が多くなる。 
 
多くても5~7人くらい、少ない時は1人の時も・・・ 
50分間ずっと一緒に打ち合いをしています。 
 

なので、一人一人に合ったアドバイスをすることができ、 
習得スピードに合わせて、練習を行えます。 
 

ただし、そこにはデメリットもあります。 
 

プライベートみたいで得した感がありますが、 
一人だけだと競争する相手がいないため、ゲームを楽しめない。 
 
自分が同年代や同じくらいの期間をやっている人と 
どれくらい違いがあるのかわからない。 
 
スポーツをする上で必要な「相手を尊重する」という考えが 
身に付きにくい環境になりやすい。 
 
要するに「思いやり」に欠けやすく、 
自分の欲求が満たされないとイライラする「自分勝手」になりやすい。 
 
■土日の場合 
 

土日のメリットは、競争相手がいること。 
 
同じ年代の仲間たちがいることで、 
自分との違いを知ることができます。 
 
そうすることで、自分のデキることデキないことを 
何となく自覚することができる。 
 

ある部分で自信を持つようになり、 
自分の短所にも気づくようになれます。 
 

僕たちが求めている「ユニーク」に 
自分自身で気付きやすいのです。 
 

デメリットは、上達に必要な 
ボールを打つ回数が少なくなること。 
 
また、人数が多い分、全体へのアドバイスは出来るが、 
一人一人へのアドバイスは少なくなる。 
 
ある子は自分の長所に気づき、勝手に上達しますが、 
上達に時間がかかり、ヤル気を落とす子もでてきてしまう。 
 
人数が多くなると、 
ヤル気を落とした子のフォローが手薄になる。 
 
 
簡単に挙げると、こんな感じです。 
 

僕たちは上記のことを考慮しながら、 
出来る限りみんなが長くテニスを楽しんでもらえるように考えています。 
 

その手段として、普段会うことがない平日組と土日組が交流する機会を作るためにも、 
ユニーク内大会、合宿、練習会などを通じてユニークの仲間同士だと知ってもらっています。 
 

年末には「クリスマスジュニア大会」を開催します。 
今年の申込もそろそろです。お楽しみに・・・ 
 

写真は去年「クリスマスジュニア大会」の写真です。 


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2013年11月22日15:30 | ■ 佐藤コーチ

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