【下】心がプレーに及ぼす影響!!
2014年5月8日
ユニークスタイルの下です。
GWにはたくさんの方に、テニス教室に参加して頂きました。
ありがとうございました。
その中で、改めて気付かされたことがあるのでシェアしたいと思います。
イベントでは、最後にゲームやラリーをするようにしています。
今回は、ラリーをしている時の話です。
「失敗をしてもすぐにボールが出る」という状況では、
10~50回ぐらい続いていた子供達がいました。
しかし、
「○○回を一回でいかないといけない。 全員がクリアーできなければ、少し走ってもらいます。 一人でもクリアーすれば走らなくて大丈夫です。」 ※○○回は、自己申告か練習でクリアーした数よりも減らしています。
という条件をつけた途端に続かなくなる子供がいます。 ※技術的な問題ももちろんあると思います。
この現象は、ごく普通のことだと思います。
プレッシャーを与えたことによって、今までとは 違う心の状態でプレイをしたからです。
●今までとは違う心の状態とは?
・考えなくてもよいことを考えてしまう。 (失敗したらどうしよう。あと○○回だ。など)
・体の動きが鈍くなる。 (反応が悪くなる。いらない力が入る。など)
すなわち、心が体に影響を及ぼすということがいえると思います。
これは、試合中にプレイに波がある選手に、よく起こっています。
これを克服するためには、
・試合中…いかに平常心を保つか。
・練習中…いかに試合を想定して練習できるか。
が大切になってきます。
そんなことは分かっているけど出来ないのです。という声が、聞こえてきそうです。
僕もジュニアの時には、喜怒哀楽が激しく、心に左右されプレイしていました。
それを、どう克服したかを紹介したいと思います。
【試合に入る前は、緊張して仕方ない】
これは、試合数をこなして克服しました。
ウォーミングアップをしっかりする。
試合前に音楽を聞く。なども効果的かもしれません。
【負けている時に、試合を投げ出してしまう】
練習中から「勝ち」にこだわりプレイする。
負けている時でも、3ポイント以上は放されないように心掛ける。
心掛けるだけでも、変わると思います。
【リードした時にビビってしまう。いつものプレイができない】
「勝ちきる」ことを癖づける。
リードした時や勝ちが目前の時にするプレイを想定し、練習しておく。
相手のミスを待ってしまう。いつもよりも早くせめてしまう。は、
多くあるケースです。
競っている場面でも打てるショットを常に練習しましょう。
まだまだ、心が影響する場面はあると思いますが、参考にしてみてください。
練習で、技術だけではなく、「心」もしっかりとトレーニングして下さい。
それができれば、必ず結果が出ると僕は信じています。
2014年5月8日14:20 | ■下_日記