【佐藤】テニスって直感が大切だと思う。

from 佐藤


この直感ってのを
「運頼み」って思われやすいですが
僕は違うと思っています。


蓄積された自分データになり
「直感=実力」だと考えています。


これが個性となり、それがプレースタイルになり
観ていて面白いプレーが増えると思います。


直感が外れた時、
「運が悪かった」で終わるのではなく


それが自分が積み重ねたモノの結果として
受け止めることが大切です。


練習ではスキルアップだけでなく
こうした「直感力」を高めることが大切です。


その一つの方法として、、、
情報収集をすることです。


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僕の場合は、ジュニア達のスキルだけでなく
ちょっとしたクセを見つけて真似をします。


その積み重ねをしていると
ちょっとした変化を感じることがあります。


ここでプッシュすればやる気になったり
悪い方に向かっていれば叱咤激励したり


その接し方も
自分の「直感」を信じています。


たまに自分の判断が不安になったりしますが
そんな時は諦めます。


全部が上手くいくなんてないし
失敗する時もあるし


思いがけない成果が出る時もあれば
完璧だと思ってたら大失敗する時だってあります。


その運も全部ひっくるめて、6~7割、上手くいけばいい。
調子が良い時は8割ぐらいで上手くいけばいい。


そのくらいの心構えが僕はちょうどいいです。


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ジュニア達には
情報収集(コーチからのアドバイス)だけでなく
判断と決断をする場を作ることが大切です。


なので、ジュニア達にも
自分の直感を常に試してほしいと思って
指示、命令をしない時があります。


テニスは判断と決断の連続になり
じっくり考える時間がありません。


ゲームになれば、自分の直感が頼りになり
それを向上させるのが日頃の練習です。


その時、ズレがあったり、間違っていれば
アドバイスをするし


自分で判断・決断しない時には
僕は叱咤激励をします。


ゲームをたくさんやることを勧めるのは
親・コーチの声が届かない場所で
自分の直感を何度も試せるからです。


この直感(判断・決断)の成長の邪魔をするのが
ほとんどの場合、大人です。


なぜなら、失敗が想定されることを
見過ごすことができないのが大人なんです。


あと、自分の考えを押し付け過ぎることもあります。


なので、マッチ練習中には
言いたいことがたくさんあるけど我慢です。


ルール・マナーの間違いと
今取り組んでいることだけを注視しています。


なんでもかんでも言われると
言われた側は頭がパンクしちゃいます。


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僕は「運試し」ってのが楽しいです。


ほとんどの場合、
自分が願ったことと違う結果になってるけど
それでも、不幸にはなっていません。


大切なのは、どんな結果になっても
それをどう受け止めるかです。


ただし、失敗した時には
僕は心の回復が遅い時があります。


そんな時は、
そっとコーヒーを差し入れてもらえると嬉しいです。

2022年11月18日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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