【丸谷】子供にハングリー精神(負けん気)を持たせるための方法とは…?
2014年12月14日
ユニークスタイルの丸谷です。
「テニスを通じてハングリー精神や負けん気を培って欲しい。」
ほとんどの保護者の方は
どこかでこんな思いをもっているのではないでしょうか?
では、選手たち(子供たち)に
ハングリー精神を持っているか?と聞くと
実際のところ「ハングリー精神」
という実態がよくわからないという意見が多くあります。
まずハングリー精神とは、統一規格のような定義はなく
あいまいな言葉であることがわかります。
ただ、確実に言えるのは、そういった言葉を使ってピンとくる 世代ではなくなってきたのかもしれないので 別の言葉をさがす必要があるということです。
これを私たちサラリーマンに置き換えると
「自分の時間を削ってまでもっと業績をアップしたい!」
と考える人もいれば、そうではない人もいます。
「もっと、もっと」という行動を取る人が
「ハングリー精神が強い」と呼ぶのかはわかりませんが
そういった「仕事をガンガン進めている」
人には自分がハングリー精神をもっている
という自覚はあまりないような気がします。
では、どうしてどうそういった人たちは
ハングリー精神を持っていたり、強いモチベーションを維持しているかというと
そういった「~しなければならない」
というハングリー精神よりも
ただの興味が深い、好奇心が強いというだけの 「夢中になっている状態」にみえることが多いような気がします。
「勝たなければならない」
「負けるわけにはいかない」
というような状況で培われるハングリー精神よりも
「夢中になった延長線上でのハングリー精神」
のほうが折れにくく、強いのかもしれません。
そう考えると、保護者が子供に
ハングリー精神を持たせるためには
①自分自身が「ふわっとしている」ハングリー精神の定義を 整理し、その得たいものを、子供が理解できるような 言葉に置き換えれるレベルにまで落とし込むこと
②競技に夢中になった上で、自然に湧いてくる本人の気持ちに 「ポトリ」とその精神を落とし込んであげてヒントにしてあげる これが、今のところの
僕の「ハングリー精神」に対する考えです。
次回は、この続きで「親のハングリー精神」です。
2014年12月14日11:11 | 丸谷コーチ