【梅澤】声を出してテニスしよう!!
2022年5月13日
こんにちは。
ある子どもが練習で、
「梅澤コーチって、
遠くにおってもすぐ分かる!」
「なんで?
そんなオーラ出てる!?」
「ん?いや声デカイから!!」
と言われて、
ちょっと恥ずかしさを感じる
ユニークスタイルの梅澤です。
昨日は練習中に感じた、
子どもたちの声について。
今日は、
声の効果について僕なりに
書いてみたいと思います。
普段の練習から
声を出している人にとって、
声を出すことは、
ごく自然なことかもしれません。
ですが
声を出すことに
恥ずかしさがある人は、
少し抵抗感が
あるかもしれません。
試合は分かるけど、
練習でも声は必要なの?
と思う人もいるでしょう。
僕は
声はテニスに限らず、
スポーツにおいて、
とても重要だと思います。
スポーツには、
スポーツ・オノマトペ
というものがあります。
(はい!でたぁ!!
梅澤コーチっぽい
マニアックな話し~!!
と思った人いるでしょう)
はいその通り!
少しマニアックな話しです!
でもみんなが、
あまり良く知らない
声の意外な効果!?
が分かると思います。
スポーツ・オノマトペ
というのは、
簡単に言うと、
「擬態語・擬音語」
のことです。
例えば、
ハンマー投げの際に、
「ウガー」と叫ぶ。
卓球で点数を取った際に、
「サー!」
「チョレーイ!」
とガッツポーズをする。
他にも、
「腰をグッと入れて、
スパーンと振り切る」
といった様子を
表現する言葉も入ります。
この
スポーツ・オノマトペが、
実はパフォーマンスの
向上につながる。
というのは、
・スポーツ心理学
・運動生理学
といった面からも
研究されています。
では、
次に声を出すことで
得られる効果についてです。
①瞬間的にパフォーマンスを上げる
シャウト効果といって、
大きな声を出すことで
神経系における
運動制御の抑制レベルを外し、
筋肉の限界値まで
力を発揮させる効果です。
ハンマー投げ、
テニスの選手などが、
瞬間的に声を出すのが
分かりやすいと思います。
投げる瞬間、
打つ瞬間に声を出すことで
筋肉を限界まで使えるのです。
②リズムやタイミングをとる
ソフトボールの上野投手の例。
(オリンピック金メダリスト)
ボールを投げる際に
「ヨイショ」と言って、
投球のリズムやタイミングを
とっているそうです。
違う場面ですが、
学校の体育で跳び箱が
できない小さい子どもに、
タイミングを
取りやすくするために
声に出しながら跳ばせる。
といった指導法もあります。
声を出すということは
息を吸って吐き呼吸する
ということなので、
リズムに合わせることで
タイミングよく呼吸ができる
状態を作り出せるのです。
これは心肺機能を高め、
・集中力の持続
・持久力の向上
などにも期待できます。
③自分をコントロールする
声を出すことで
「セルフトーク(独り言)」
の効果。
思込みや繰り返しによって
「プラシーボ効果」、
仲間からの声かけで
励まし効果もあります。
これは
自分が集中できる空間を
作ることで、
自身のパフォーマンス向上
につながります。
また大声を出すと
大脳の「ものを考える部分」
の働きが著しく低下するため、
余計なことを考えずに、
試合に臨むことができます。
大会時の試合前、
いろいろな不安や心配事が
頭の中を過るかもしれません。
ですが、
声を出すことで
試合だけに集中できます。
④周囲をコントロールする
テニスは
個人スポーツであっても、
個人だけでは
練習が成り立ちません。
だからこそ、
チームワークが重要
になるのだと思います。
自分の声を
チームに活かすことができれば、
練習の雰囲気、
自身や周囲の集中力も高まります。
一体感が増えれば、
より自分の力を発揮しやすく
なります。
発揮することが楽しくなれば、
もっと上達の時間も早くなる
かもしれませんね。
以前、子供たちに
「上手くなるには
どうしたらいい?」
と聞いたこどがあります。
いろいろ返ってくる
コメントの中に、
「上手い人と打つ」
がありました。
そうですね。
それは大事な事です。
ですが、
いつも上手い人を練習環境
の中に用意してもらえるか?
というとそうはいきません。
ではどうするか?
「周りに上手くなってもらう」
ということです。
自分が
上手くなりたかったら、
周囲が上手くなる環境を
自分から作ってみよう。
そうすれば、
自分が上手い人と
練習できるようになります。
では次に、
周りを上手くするためには
どうすればいいの?
「いつでも
声が出ている状況を作る」
です。
ボールを打つ際の声。
挨拶や返事。
仲間が
上手いプレーをしたとき。
仲間の調子が上がらずに、
焦っているとき。
ポイント練習での声出し。
みんなの気持ち、
一人ひとりの意識が、
一つのことに
集中しているときの、
成長の爆発力を
僕はよく知っています。
それに
声を出してプレーすると、
単純に楽しいです!
あと、
形式練習や試合でも
ポイントを取ったら
声を出してガッツポーズ。
これは自分に対して
自信がつくだけでなく、
ポジティブにもなれます。
対戦相手には、
プレッシャーを与えること
にもつながります。
ここまでいろいろと
難しいことを書いてきましたが、
声を出すって
大事なことなんですね~。
普段の練習から
声を出してプレーする
ことが当たり前になれば、
試合前の不安、
試合中の緊張に対して、
声を出すことで
目の前の試合に
集中ができるでしょう。
1人ひとりが声を出して、
自分だけでなく、
仲間やチームも
盛り上げていこう!!
あと、
長くなり過ぎました汗。
ごめんないさいm(_ _;)m
ある子どもが練習で、
「梅澤コーチって、
遠くにおってもすぐ分かる!」
「なんで?
そんなオーラ出てる!?」
「ん?いや声デカイから!!」
と言われて、
ちょっと恥ずかしさを感じる
ユニークスタイルの梅澤です。
昨日は練習中に感じた、
子どもたちの声について。
今日は、
声の効果について僕なりに
書いてみたいと思います。
普段の練習から
声を出している人にとって、
声を出すことは、
ごく自然なことかもしれません。
ですが
声を出すことに
恥ずかしさがある人は、
少し抵抗感が
あるかもしれません。
試合は分かるけど、
練習でも声は必要なの?
と思う人もいるでしょう。
僕は
声はテニスに限らず、
スポーツにおいて、
とても重要だと思います。
スポーツには、
スポーツ・オノマトペ
というものがあります。
(はい!でたぁ!!
梅澤コーチっぽい
マニアックな話し~!!
と思った人いるでしょう)
はいその通り!
少しマニアックな話しです!
でもみんなが、
あまり良く知らない
声の意外な効果!?
が分かると思います。
スポーツ・オノマトペ
というのは、
簡単に言うと、
「擬態語・擬音語」
のことです。
例えば、
ハンマー投げの際に、
「ウガー」と叫ぶ。
卓球で点数を取った際に、
「サー!」
「チョレーイ!」
とガッツポーズをする。
他にも、
「腰をグッと入れて、
スパーンと振り切る」
といった様子を
表現する言葉も入ります。
この
スポーツ・オノマトペが、
実はパフォーマンスの
向上につながる。
というのは、
・スポーツ心理学
・運動生理学
といった面からも
研究されています。
では、
次に声を出すことで
得られる効果についてです。
①瞬間的にパフォーマンスを上げる
シャウト効果といって、
大きな声を出すことで
神経系における
運動制御の抑制レベルを外し、
筋肉の限界値まで
力を発揮させる効果です。
ハンマー投げ、
テニスの選手などが、
瞬間的に声を出すのが
分かりやすいと思います。
投げる瞬間、
打つ瞬間に声を出すことで
筋肉を限界まで使えるのです。
②リズムやタイミングをとる
ソフトボールの上野投手の例。
(オリンピック金メダリスト)
ボールを投げる際に
「ヨイショ」と言って、
投球のリズムやタイミングを
とっているそうです。
違う場面ですが、
学校の体育で跳び箱が
できない小さい子どもに、
タイミングを
取りやすくするために
声に出しながら跳ばせる。
といった指導法もあります。
声を出すということは
息を吸って吐き呼吸する
ということなので、
リズムに合わせることで
タイミングよく呼吸ができる
状態を作り出せるのです。
これは心肺機能を高め、
・集中力の持続
・持久力の向上
などにも期待できます。
③自分をコントロールする
声を出すことで
「セルフトーク(独り言)」
の効果。
思込みや繰り返しによって
「プラシーボ効果」、
仲間からの声かけで
励まし効果もあります。
これは
自分が集中できる空間を
作ることで、
自身のパフォーマンス向上
につながります。
また大声を出すと
大脳の「ものを考える部分」
の働きが著しく低下するため、
余計なことを考えずに、
試合に臨むことができます。
大会時の試合前、
いろいろな不安や心配事が
頭の中を過るかもしれません。
ですが、
声を出すことで
試合だけに集中できます。
④周囲をコントロールする
テニスは
個人スポーツであっても、
個人だけでは
練習が成り立ちません。
だからこそ、
チームワークが重要
になるのだと思います。
自分の声を
チームに活かすことができれば、
練習の雰囲気、
自身や周囲の集中力も高まります。
一体感が増えれば、
より自分の力を発揮しやすく
なります。
発揮することが楽しくなれば、
もっと上達の時間も早くなる
かもしれませんね。
以前、子供たちに
「上手くなるには
どうしたらいい?」
と聞いたこどがあります。
いろいろ返ってくる
コメントの中に、
「上手い人と打つ」
がありました。
そうですね。
それは大事な事です。
ですが、
いつも上手い人を練習環境
の中に用意してもらえるか?
というとそうはいきません。
ではどうするか?
「周りに上手くなってもらう」
ということです。
自分が
上手くなりたかったら、
周囲が上手くなる環境を
自分から作ってみよう。
そうすれば、
自分が上手い人と
練習できるようになります。
では次に、
周りを上手くするためには
どうすればいいの?
「いつでも
声が出ている状況を作る」
です。
ボールを打つ際の声。
挨拶や返事。
仲間が
上手いプレーをしたとき。
仲間の調子が上がらずに、
焦っているとき。
ポイント練習での声出し。
みんなの気持ち、
一人ひとりの意識が、
一つのことに
集中しているときの、
成長の爆発力を
僕はよく知っています。
それに
声を出してプレーすると、
単純に楽しいです!
あと、
形式練習や試合でも
ポイントを取ったら
声を出してガッツポーズ。
これは自分に対して
自信がつくだけでなく、
ポジティブにもなれます。
対戦相手には、
プレッシャーを与えること
にもつながります。
ここまでいろいろと
難しいことを書いてきましたが、
声を出すって
大事なことなんですね~。
普段の練習から
声を出してプレーする
ことが当たり前になれば、
試合前の不安、
試合中の緊張に対して、
声を出すことで
目の前の試合に
集中ができるでしょう。
1人ひとりが声を出して、
自分だけでなく、
仲間やチームも
盛り上げていこう!!
あと、
長くなり過ぎました汗。
ごめんないさいm(_ _;)m
2022年5月13日12:00 | ■ 梅沢コーチ