【下】想定内のことは対応できるが、想定外のことは対応できない
2013年12月7日
ユニークスタイルの下です。
アカデミーや育成の選手とテニスをすると「技術は、凄く上達しているけど、試合のやり方、
テニスというスポーツを知らないな」
と思います。
そこで、僕が現役時代にチェンジコートで
考えていた事をお伝えします。
まずは、負けている場面です。
例えば0-3でチェンジコートしたとします。
次のチェンジコートでは
0-5、1-4、2-3
がありえます。
0-5は何としても避けたい。最悪は1-4だな。
何としても1ゲーム取ろう。
1ゲーム取るためにはファーストポイントを
何が何でも取るぞ。
足を動かして食らいついていくぞ。
そためには、ミスが早いから長いラリーをしよう。
でも、チャンスがあれば積極的に攻めていこう。
チャンスがあれば2-3で戻ってこよう。
次はリードしている場面です。
4-1でチェンジコートしたとします。
6-1で終われば良いがまぁ5-2で戻ってこよう。
よしファーストポイント、セカンドポイント集中。
ペースを変えずにこのままのプレーでいこう。
ミスが早くならないように気を付けよう。
4-3になったとしてもリードやし、また作戦を
考えよう。消極的なテニスにはならないように気を
つけよう。
といったように考えていました。
ここで重要なことは最高な場面と最悪の場面を想定し、
その場面での対応策を考えておくということです。
想定内のことであれば対応ができます。
想定外なことが起こると対応できません。
試合やポイント練習でよく見る場面は、
ポイントが離された時や離した時に集中力がかける。
ミスが早くなる。
同じミスを繰り返す。
その結果が、焦りです。
焦らないためには連続失点を避けるということです。
逆に、連続でポイントを取るとチャンスが来るという事です。
1球の怖さをもっと知らなければいけない。
1球で流れが変わる事を知らなければならない。
1球の重要性を知らなければならない。
練習での1球1ポイントの積み重ねが結果に繋がります。
今よりも上のステージに行きたい選手は、
1球1球の自分の取り組み方を見直してみよう。
2013年12月7日13:00 | ■下_日記