【下】県ジュニア直前。試合でのメンタルの持ち方とは!?

下圭太朗

ユニークスタイルの下です。

「試合に出るからにはみんな勝ちたい」

これは出場する選手全員の共通した想い。
一回戦を勝ちたいのか優勝したいのかという差はあります。

どっちが良いとか悪いの話ではありません。
想いが同じでも、目標が違うということです。

そして目標が達成できそうな場面では、みんな
共通の想いをしています。

「あがり」「緊張」いわゆるドキドキするってやつです。 先のことを考えて、感情が上手くコントロール出来ていない状態。
要するに、「感情を上手くコントロールする」です。 日頃の生活でも練習でも、消極的になる(マイナスに考えてしまう) イライラする。(上手くいかない時など)そんな時、どうしていますか?
おそらく何もしていないのではないでしょうか!?日頃起こる
ことでの、感情をまずはコントロールできるようになる必要があります。

消極的になった時やイライラした時にどうするのか?(試合中) をまずは考えてみます。ここで考えるポイントは2つあります。
①なった時にどうするのか ②ならないようにするためにはどうするのか
①の場合は、その場合はルーティンが崩れている場合が
多くあります。時間の使い方を見直すと良いでしょう。

具体的には、ポイント間やサーブを打つ前、リターンを構える時の
入り方を変えるということになります。

サーブを打つ前に何回ボールをつくのか。リターンを構える時に、
気持ちの整理が出来ているのか。ファイトできる状態なのか。

気持ちの整理が出来ていない状態だとすると、試合の流れは
良い方向には行きません。当然、勝てるわけもありません。

そんな時は、始めの気持ち(目的)を思い出して下さい。 「試合に勝ちたい。勝つんだ。勝ったら、嬉しいぞ。  あの感覚をもう一度味わいたいんだ。」
そのためには、テニスノートに書いておくとか、ラケットに
貼っておくとか自分の目から情報を入れることです。

それに気付いた時に、自分を奮い立たせ声を出して
プレーするという方法もあるでしょう。

それよりも大切なことは、ならないようにすることです。 ミスをした時や失点した時などの捉え方で変わると思います。
ミスをしたときに、何でミスするんや。最悪や。と考えるのか、
原因を考え、改善する点を見つけ、次のポイントに集中するか。

失点をした場合に原因は必ずしも自分にあるとは限りません。
相手も真剣です。相手を認めることも必要です。

また、失点することやミスすることが悪いことなのでしょうか。
答えはNOです。失点もミスも必ずします。

ミスすることで、自分の改善点を発見できます。失点することで、 相手の作戦や技量などが分かります。それに対して、自分の対策を 考えることができます。
イライラしている場合ではありません。むしろ、自分の手の内を 見せてくれて感謝しないといけません。そして、対策を考え 実行していくのです。
次は、試合中のドキドキです。極論でいうと、慣れるしかありません。
日頃、緊張する場面から逃げていないですか。みんなの前で発表する。
デモンストレーションをする。勝ち負けが出ないような提案をする。

そんな行動をとっていないですか。日頃から緊張の場面から逃げない
ことを心がけて下さい。緊張に慣れるとそれを楽しめるようになります。

とはいってもなかなか難しいと思います。まず、緊張している場面は
自分だけですか。相手も緊張していると思いますよ。

僕がコーチになってよく分かることですが、周りの方(応援者)も緊張しています。
これは選手には分からないですが、親御さんなら分かって頂けると思います。

緊張しているのは自分だけではないということです。 緊張した時は、そんなことを思って下さい。
それを思い出す余裕があれば、その緊張感には打ち勝つ ことができると思います。
テクニック的なことを言うと、「何をするかを決めてポイントに入る。」です。
きてから決めるのではなく、くる前からすることを決めておくこと。

判断する作業が省かれるので、結果的に上手くいくことがあります。
後悔しないようにプレーすることが大切です。

開き直るということも一つの方法です。どうせやるなら、思い切ってしよう。
ポイントを落とすなら、悔いのないプレーをしよう。こんな方法でも良いと思います。

試合はゲームです。ゲームと聞けば楽しめるのではないでしょうか。
自分の持てる力を出し切るだけです。そして、緊張があるから試合は
楽しいのです。

緊張を楽しんで下さい。楽しめるまで、緊張を経験して下さい。
大人になっても緊張はします。みんな緊張はするので、しないように
どうするのかではなく、した時の楽しみ方を考えた方が良いと思います。

県ジュニア頑張れ!!!
2016年3月16日15:14 | ■下_日記

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