【佐藤】合宿の裏テーマ
from 佐藤
2週連続で合宿を行いました。
今回の2つの合宿では、
僕の個人的なテーマもありました。
それは「嫌われ者になる」です。
嫌われることも覚悟して、
伝えるべきことを伝える。
ジュニアたちの反応が気になったり、
親の反応が気になったりして、
遠慮してしまうと、返って
得たい結果を得られないことがあります。
もしかしたら、伝え方、接し方など
時間をかけることで嫌われ者にならなくて
いいこともあります。
でも、この2日間で大切なのは
インパクトのある刺激です。
その刺激が強ければ強いほど、
影響力が長く続きます。
特に厳しく伝えたのが2つあります。
「食事」と「返事」
食事については誰でもわかっていることを
シンプルに伝えました。
・たくさん食べろ
・お菓子を食べるな(補食すること)
返事も同じです。
・声を掛けられたら返事をしろ
・指示に対しては早く反応しろ
この2日間で、
嫌になった子もいるかもしれません。
テニスを辞めちゃうかも…と心配になります。
でも、覚悟して伝え続けました。
これが毎日が当たり前で、耐え続けることができれば
きっと著しい成長をすると思います。
耐えれればですけど。
あと、それを耐えるだけで、
やらなければいけない理由を
理解していないと意味がありません。
なので、その説明する時間も
合宿でしっかりと伝えることができます。
合宿に参加した時点で、
ある程度の覚悟があると思います。
2日間であれば、
何とか耐えれるはずです。
その成果もあり、
2日間でギブアップしたこもなく、
2日目のゲーム形式では、
プレーの質も高まってきました。
期待するのは、この経験後、
自分の意志で行動する人が増える事です。
その期待はいつも裏切られますが、
行動した人は必ず結果に繋がっています。
だからこそ、そうやって頑張る子が
一人でもいたら、応援したくなります。
3月には、あと一つ合宿があります。
まだ、テニスを始めたばかり子や
試合に出場したことがない子の合宿です。
さすがに、その子たちからは
嫌われたくありません。
テニスの楽しさや、
みんなと一緒に頑張る楽しさを
感じてほしいと思っています。
ユニークスタイルは、
この春合宿と夏合宿を大切にしています。
きっと、スイミングスクールや
学習塾でも同じだと思います。
この繰り返しが成長の変化を確認でき、
自主的に頑張る子に成長するのだと思います。