●「恥ずかしい」プレイ・・・

金環日食なにが凄いかわからないけど、ブームに乗っかろう。
ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 昨日の佐藤コーチのブログです。
>走っている姿に「躍動感」は感じず、
>戻ってきた時の姿勢に「カッコ良さ」はありませんでした。
>どこか余所余所しく、ダラダラした雰囲気を感じたので、
>気持ちを引き締め、もう一度走ることにしました。
この行動について佐藤コーチは自分に負けた、
勝ったと言う表現を使っていますが
僕は違った言葉でこれがなぜ、いけないかと話します。
問題はランニングのスピードが遅かった
のではなく、単純に

手を抜いたからです。

ウォーミングアップやクールダウンは
最大筋力を使って奪取するものではなく
有酸素運動で身体をほぐすことが目的です。
つまりスピードが遅いのが正しいのですが
問題はスピードではなく、気持ちの問題です。
気持ちを「抜いていた」のです。
これは怒らないといけないでしょう。
ミスや失敗ではなく「手抜き」は致命的です。
なぜならば、テニスを通じて子供たちが何を学ぶかと言うと
①出来ない事を出来るようになるまで努力して…
②できるようになったら、その確率を高める工夫をし…
③高い確率でできることは、その質をさらに高めていく
これを子供たちは学んでいます。
しかし「手を抜く行為」は①のプロセス
に入る事さえできません。
つまりいくら練習をしても①~③のプロセスを
手にする事は出来ないのです。
そんなことを言っても、「手を抜かないでやり続ける」
なんてなかなか無理でしょ?
と思われたかも知れませんが、なかなかではなく
とんでもなく難しいことです。普通は出来ません。
特別な事を出来るからこそ、たった一人だけ最後まで
負けることがなく大会を終われるのだと思います。
誰もが出来ないことを出来たからこそ
チャンピオンになれるのだと思います。
また違った視点からも注意深く
「手抜き」を見つけ出さなければなりません。
なぜならば、注意しなければ気づかないような小さな
「手抜き」でも放置するとチームには致命的な穴が開くからです。
この姿勢はアカデミーに限らず
全てのクラスにおいて求められます。
自分の出来る事をやらなかった事。
それは「NO」であることを
繰り返し伝えていく必要があるでしょう。
追伸
僕が過去に猛烈に怒った事がある
中の1つに、「格下相手に対する手抜き」があります。
試合などで「相手が格下と判断した場合」に
相手をなめたようなプレーすること。
僕はこれを許しません。
烈火のごとく、詰め寄って怒ります。
そういった人間性の低いような態度に対しては
理屈ではなく「感情」で怒ります。
そんなこともテニスを通じて学んでいかなければ
何のために学校や勉強、友達との交流や家族との時間などを
犠牲にして、多くの時間をテニスに費やしているのかわかりません。
あくまでもゴールは
スポーツマンとして「正しく勝つ」ことです。
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2012年5月21日09:29 | 丸谷コーチ

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