【佐藤】柔道日本代表から学ぶ「感謝」の行動

from 佐藤


佐藤卓也先日、ベンチの裏側に
ペットボトルが落ちてるのを拾いました。


きっと、僕たちの前に使ってた人たちの忘れ物だと思ったのですが、
それを放置したら僕たちがゴミを置いていったことになってしまいます。


なので、持って帰ることにしました。


そのペットボトルをパソコンの横に置きながら、
今、ブログを書いています。


僕たちはテニスコートを使う頻度が多いので、
ボールが落ちてたり、忘れ物があったりすると


ユニークスタイルの忘れ物だと思われるのは、
当然のことだと思います。


ボールが落ちてたら、
ユニークスタイルの子が拾い忘れた。

忘れ物があったら、
ユニークスタイルの子が忘れていった。

挨拶をしなかったら
ユニークスタイルの子が挨拶をしなかった。

そうならないように、
僕たちは常に子供たちに伝えています。


その見本となるのが、今夏に行われた
オリンピックの柔道日本代表です。


前回のロンドンオリンピックで
金メダル0個という

日本柔道界にとっては惨敗となってから
たった4年で全階級でメダルを獲得しました。

その躍進について問われた井上監督は、


「選手たちに『自分たちでやるんだ』という
自律心がしっかり芽生え、

自分たちを鍛え上げ、自分たちで考え抜いて、
そして畳に上がった。これが結果に繋がった。

畳の上で選手たちが
『日本柔道ここにあり』ということを世界に示してくれた」

と選手たちをたたえています。


その言葉通り、畳以外での行動が
メディアでも報道されていました。


1.試合後、ウォーミングアップ会場の掃除
2.次の選手の試合応援に率先して参加する

井上監督は試合以外でも
成長が見られたといい、


「ああいう選手たちの姿を見たときに、
我々が究極の目標にしている『最強かつ最高の選手』、

というものに一歩一歩近付いてきている」

とも語っています。


最近、「感謝している」という言葉を
よく聞きますが


本当に感謝をしている人たちは、
こうした行動ができるのだろうと思います。


今日、第二浄化校では、
テニスコートに溜まった雨水を取るために、
練習時間より早く来てくれた子が何人もいました。

天理校では、
練習後に倉庫の掃除をしています。

各会場では、
練習後は必ずコート整備を丁寧にしています。

僕たちは、言葉だけで感謝を伝えるのではなく、
行動で感謝を伝えられる人に育って欲しいと思って指導しています。


 
2016年10月9日23:04 | ■ 佐藤コーチ

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