【梅澤】春のU1に出場する子供のお父さん・お母さんへ
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
今週末に、いよいよ春のU1グランプリ
が開催されます。
出場する子供たちも大会が近づくにつれ、
家でソワソワしたり、落ち着きがない、
不安な表情をするなどがあるかもしれません。
今日はU1グランプリに参加する子供の
お父さんやお母さんに向けて書きたいと
思います。
まず、大会が近づくにつれ子供たちによく
あるのが、「緊張」です。
子供にとって、緊張すること自体に慣れて
いないと緊張はいけない事と考えてしまう
ことが多いです。
そうなると子供の気持ちは焦り不安・恐怖
になってしまいやすくなります。
この場合、親が緊張している子供に向けて、
「緊張するのは悪いことじゃないよ」と笑顔
で言ってあげて下さい。
スポーツをやっていると、緊張からすごい集中
力が発揮されて、普段以上の力が出せたという
こともあります。
ですから、緊張すること自体は悪いことではない
と子供に教えてあげましょう。
「緊張してきたわ~」と不安は表情を見せる子供
には。
「緊張してもいいんだよ。」
「緊張しても大丈夫!もしかしたら、いつも以上の
力が出せるかも!」と伝えてあげてください。
次に、本番でしっかり実力を発揮出来る子とそうでない
子の違いについてです。
何が違うのでしょうか。
・本番に強い子供。
「自分は出来るんだ!」という自信を持っている
ので、落ち着いてプレーができ、自分の実力を発揮
できる。
・本番に弱い子供。
「どうせ負けるもん」や「絶対ムリ~」とやる前、
試合途中から感じさせる表情や態度が見られる。
そうなると自分の力を出し切ることなく、プレーが
終わる。
親としては、子供には負けても一生懸命テニスを
頑張ってくれればと思っていても、子供がそう感じ
てはいないというのはよくあります。
この場合、親が子供にプレッシャーをかけていたり、
過程より結果を見て子供と話しをしている可能性が
あります。
もちろん、「そんなつもりはない」というのが親の
意見でしょうが、子供はこういったところには敏感
です。
何気なく言っている言葉の中に、結果につながり
そうな言葉があると、そう感じるのかもしれません。
今回のU1に参加する子供のお父さんやお母さん
にも親として子供にしてあげられることがあります。
まず1つ目は、褒めることです。
どんな小さなことでもいいから褒めることが大切
です。
ついつい出来ていないところに目が行きがちですが、
まず出来ているところを褒めていきましょう。
2つ目は、声を掛けることです。
親からの「頑張れよ!」や「しっかり見てるで!」
という言葉にプレッシャーを感じてしまう子は多い
です。
自信のない子にとってはより緊張させる言葉になって
しまいます。
「いつも通りのプレーで楽しんでおいで」
「失敗しても大丈夫やで!」
と声を掛けてあげると、子供の肩の力が抜くことが
出来ます。
3つ目は、深呼吸です。
緊張すると交感神経が活発になり筋肉が収縮し
心拍数が上がり呼吸が速くなり、行動もせっかち
になりがちです。
ゆっくりお腹から大きく深呼吸することで、
副交感神経の働きを高めて緊張を和らげる効果が
あります。
それでも緊張しているなら、
「そのままでも大丈夫!」という気持ちを伝え、
「いい感じに緊張しているな!!」と言葉掛けを
してあげると良いでしょう。
子供たちにとって、緊張するという経験はあまり
ないですが、小さい子供うちから体験していくと
心が強くなります。
緊張になかなか慣れられなくても、
「緊張はしたけど、何とかできた!」という経験が
とても大切です。
こういった場面を経験して、U1グランプリ後により
成長した姿を見せてくれるみんなを楽しみにしています。
U1グランプリを楽しむのは子供たちだけでなく、
お父さん、お母さん方にもU1を楽しんでいただき
たいと思います。
本番まであともう少しですが、親が子供にできる
ことをいっしょにやってあげてください。
そうすると、子供の成長や変化が見られ、U1の
見方が増え、楽しくなることでしょう!
U1グランプリに参加するみんなは、U1を
おもいっきり楽しんでね!!
それまでに体調を崩さないよう気をつけてね。
U1グランプリをサポートしてくれる選手クラスの
みんな!当日はサポートよろしくお願いします!!