【佐藤】諦めることも大切なこと

from 佐藤


前提に、、、


下記に内容は
部活動をすることを
反対する内容ではありません。


仮説を立てた際
部活動をやっている時間はあるのか?


何を優先すれば
成果を達成する可能性を高められるのか?


それを考えるキッカケが
中学進学+部活動にあるってことです。


———————————-


中学生になると
部活動への意識が高まりますが


僕はテニスと部活動の併用は
しっかり考えることを勧めています。


テニスを真剣に頑張りたい
テニスで結果を出したい


それなら
どんな取り組み方が必要なのかを
考えた時には


「部活動」の時間が
大きく影響してくるからです。


なので、アカデミー育成クラス以上は
基本的に部活動の参加は自由ですが


「ユニークの活動を優先すること」を
常に伝えています。


———————————-


一昔前では
陸上部の駅伝メンバーに選ばれ


テニスでは大会が雨天延期になり
陸上とテニスの大会日程が重なり


選択を迷ったジュニアがいました。


結果的には
駅伝は他のメンバーが出場しましたが


テニスの大会は
皆に迷惑をかけた罪悪感でボロボロでした。


———————————-


ユニークでルールを明記しているのは
選択をするキッカケを作るためです。


その選択を曖昧にすると
「二兎を追う者は一兎をも得ず」になり
あとで後悔する可能性が高いからです。


その選択をする際
何かを諦めることになるかもしれませんが


その諦めたことに後悔しないために
選んだことに全力を注ぐことが


結果に繋がり
新しい世界が広がる場合もあるし


結果に繋がらなくても
「全力を注ぐ」という経験が
いつか役に立つ時が来るはずです。


中にはこんな子もいました。


———————————-


部活動も勉強もテニスも
バランス良く取組む人もいます。


きっと、そんな子は能力が高いのではなく
人一倍努力できる人だと思います。


そこには
いつ何をするかの時間の調整
指導者や仲間とのコミュニケーション
保護者の理解を得ること


ただ頑張るだけでなく
それ以外の部分も重要になってきます。


そんなことができた子は
日本代表レベルになっていきました。


———————————-


勉強を最優先する子がいました。


アカデミー育成以上は
テスト1週間前に休むのは


試合前の1週間だけ頑張るのと同じで
そんなに意味がなく


それよりも
毎日の小さな積み重ねをすることを
大切にすることを伝えていました。


でも、その彼は
テスト1週間前は必ず休みます。


その結果、テストでは
常に学年上位を取ってきます。


テニスでも関西ジュニアにも
出場できるレベルを保ってきました。


結果を残すことで
選択が間違ってなかったことを
示すことができる人です。


———————————-


ユニークでルールを決めているのは
ただ頑張るだけではなくて
ゴールに辿り着くためです。


そのために
どれくらいの時間を費やすのか?
何をすればいいのか?


それが目標設定になってきます。


例えば、、、


県ジュニアで勝ちたかったら
週3回以上の練習+マッチ練習


関西ジュニアで勝ちたかったら
週5回以上の練習+マッチ練習+プライベート


だとしたら、、、


部活動をやっている時間はあるのか?
テスト1週間前に休んでいていいのか?
雨の日は休みでいいのか?


そこまで個人で考えるのが難しいので
ユニークでは基準を作って伝えています。


もちろん、
考え方が合わない場合があります。


それでも
ユニークの基準が変わらないのは


その基準があるから
「合う・合わない」に気付けるから
だと考えています。


僕は指標を示すことがサービスで
それを選ぶのがお客様だと考えています。

10:00 | ■ 佐藤コーチ | タグ: , , , , , , ,

ブックマーク


問い合わせ