【メルマガ】指導者が意識して変える、選手との関係性とは!?

今日は僕が執筆している 
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。 
 

佐藤●お父さんのためのテニス教室メルマガ 
●2013年05月08日号 
 

先日、ある親子が練習見学に来てくれました。


そのジュニア選手は今、テニスをしていません。
その原因が「指導者との関係」です。


ちょっとギクシャクしている関係の時なり、
テニスから距離を取っている間に戻れなくなったみたいです。


その指導者と選手の関係修復に母親も協力しましたが
指導者と選手の二人の受け止め方が大きく違い、現状に至るそうです。


話を聞き、私が感じた印象は「依存」を強く感じました。

特に女子選手が指導者に依存するパターンが多くあります。
今回、そのことについて私の考えを述べたいと思います。


「ジュニア選手育成」という言葉があります。


「育成」なので指導者が教え伝える立場になり、
教わる側のジュニア選手は多くの経験・知識を持つ指導者を尊敬します。

そして、テニスに興味を持つようになり、
より多くの事を吸収することで選手として成長します。

その成長過程で重要なのが
指導者とジュニア選手の関係性の変化だと思います。


その変化とは「尊敬と尊重」です。

特に指導者がジュニア選手を「尊重」する必要があります。
※尊重:尊いものとして重んずること


私が意識しているのは成長期・思春期に
今までの関係から徐々にジュニア選手を「尊重」します。

では、どんな部分を「尊重」するのか?


その第一歩として「目標設定」だと考えています。

指導者の「全国だ!!世界だ!!」と言うのを受け入れるのではなく、
自分で目標を設定できるか?それが明確に道筋立てれるか?です。


テニス経験が積み重なれると、、、

・県大会でベスト●になれば、地域大会に出れる。

・地域大会でベスト●になれば、全国大会に出れる。

・どの大会に勝てば、どの全国大会に出場できるか?

・自分のテニスの長所、短所に気付く。
etc.


その経験と知識を自分で整理することで
自分に合った「目標設定」が出来るはずです。

その目標を指導者が受け入れることが
「尊重」の第一歩だと考えています。

今回の「依存」の原因は
「尊敬と尊重」のバランスが崩れたのでしょう。


それは親子関係でも同じことではないでしょうか?


この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。 
 

 
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