【梅澤】プレッシャーを楽しめる人と潰される人。
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
先週、今週と県ジュニアの試合があり、
選手の帯同に行ってきました。
選手たちの試合を見ていると、一人
ひとり必ずプレッシャーが感じられる
場面を経験していたと思います。
例えば、マッチポイントでのスマッシュ
チャンス。6-6のタイブレーク4-5の
セカンドサーブなどです。
こういった場面や状況でプレッシャーを
感じない人はいないと思います。
スマッシュがネットしたらどうしよう?
セカンドサーブ、ダブルフォールトしたら
どうしよう?
誰でもあると思います。
ですが、よく考えてみれば、プレッシャーは、
自分自身が作り出しているものです。
自分自身が作り出していることに気が付けば、
プレッシャーに対するイメージも変わってくると
思います。
スマッシュの例で言うなら、「このチャンスを
逃したら負けるかも」。
セカンドサーブなら、「相手がフォアで回り
込んで打ってきたらどうしよう」といった感じ
です。
こういった心の中の声が、自分の弱気な
心がプレッシャーを作り出します。
このプレッシャーの一番多い原因は、自分が
試合結果を意識したり、気にしていることから
くることが多々あります。
僕も選手たちには、試合結果のことやスコアの
ことより、まず目の前の1ポイントに集中するよう
伝えてきました。
目の前の1ポイントで、自分が何ができるのか?
やれることはどんなことか?
こういった行動に対することを言ってきました。
選手たちも、こういった結果より行動の意識の
方が、気持ちも切り替えられ、プレーに集中
できるようになってきたと思います。
本番の試合中に「お~!すごいプレー!!」や
「よく思い切ったな!」と感心するプレーを選手
たちから見せてもらえました。
何人かの選手から、「プレッシャーはあったけど、
楽しかった!」やという声を聞けました。
誰だって、どんなレベルであっても、プレッシャー
というものはあります。
しかし、プレッシャーの正体がどこから来ていて
いるのかが分かれば、対策は練られるはずです。
もちろん、一朝一夕でプレッシャー対策はでき
ません。
自分の心の中の弱気な部分を認め、それに
対する準備をしてきたからこそ、プレッシャーの
掛かる場面でも力を発揮できたんだと思います。
こういったプレッシャーの場面をこれらか先、
いくつも乗り越えていけば、プレッシャーを
楽しみながらプレーできる人になれるでしょう。
反対に、プレッシャーの正体が分からず、
そのままプレーしている人は、プレッシャーの
掛かる場面で、プレッシャーに潰される人に
なるでしょう。
強い選手というより、強くなっていく選手は、
プレッシャーへの対策、解消する方法を
身につけているものです。