【梅澤】アップも大切な時間！
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
最近、気温の寒暖差が激しかったり、
また周囲ではインフルエンザの影響も
出てきています。
体調管理には気をつけていると思い
ますが、手洗いやうがい等は忘れず
にしましょう！
この時期は、体調管理だけでなく、
もう一つ気をつけないといけない
ものがあります。
それは、ケガです。
コートで、急な動きをした際、足に
違和感を感じる。
サーブの打球時に肩に痛みがある。
寒さに対して、身体のコンディションが
しっかりでき上がっていないとこういった
問題が出てきます。
単純に、ウォーミングアップをしっかり
やりましょう！！ということなのですが、
ウォーミングアップを侮ってはいけません。
そもそも、なぜウォーミングアップを行う
のでしょうか？
・良いプレーができるため。
・ケガをしないため。またはケガ予防。
このような答えがイメージできると思い
ます。
身体的にはそうなのですが、ウォーミング
アップには、「心の準備」でもあります。
つまり、精神的なウォーミングアップでも
あるということです。
ちょっと細かく書いてみると。
ウォーミングアップとは身体的・心理的な
準備状態や神経、筋の協調能力を高めたり、
ケガや障害の予防という目的で行う運動の
ことをいいます。
ウォーミングアップを行うことで下記の効果が
あります。
・筋肉を暖めて、エネルギー効率とパワーを高める。
・体温を上げて、酸素をより多く使えるようにする
・神経伝達「神経ー筋」の連結の向上。
（動きをスムーズにする）
・筋・腱などの柔軟性が高まり障害を予防する。
・心身の準備。
といった感じになります。
よって、形だけのウォーミングアップでは
良いパフォーマンスを発揮できません。
そして、このウォーミングアップには、
注意する点があります。
それは、友達とついつい話しをしながら
行ってしまうことです。
選手を目指し頑張っているのであれば、
友達との話しに夢中になり、アップが
足りていないといったことがないよう
にしましょう。
出来れば練習前のこういった時間は
自分一人の時間として行ってほしい
です。
これらは、コート外でのアップです。
コート内でのアップもあります。
ミニテニスやグランドストロークラリー、
ボレーストローク、ロブやスマッシュも
ウォーミングアップの一つです。
これは専門的ウォーミングアップに分類
されます。
テニスに必要な動作の調整だけでなく、
精神面にもほどよいリラックスと緊張
感を持たせてくれます。
より集中力を高めるために必要な時間
なのです。
ですが、練習前に毎回行っていくと、
慣れからか、ウォーミングアップが
ルーズになりがちです。
本人はそんなつもりはないのでしょうが、
徐々に質や気持ちの入っていないウォー
ミングアップになりがちです。
そうなると心身の準備が準備できていない、
不足している状態で練習に入ることになり
ます。
これでは、その日一日の練習を100％の力を
出し切れないです。
上達するには、日々の練習の中で、自分の
力を出し切ることです。
日々の練習へのコツコツとした取り組みが
上達させてくれます。
残念ながら、いきなり上手くなることは
ありえません。
だからこそ練習で100％の力を出し切る
ため、またはそれ以上出せるように
アップをしっかりやりましょう。
目標をクリアするためには当然、練習が
必要です。
身体だけでなく、心の準備もしっかり
行った状態で練習することが、目標
クリアへとつながると、僕は思います。
