【梅澤】どうやったら悔しく思ってくれるのでしょう?
2021年3月29日
こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。
先日、
ジュニアの保護者との話しで
悔しいについて話しをしました。
親としては子どもが試合で負けて
悔しいのに、
本人は全然悔しそうにしてない。
こういった話しや経験は、
スポーツをやる子どもの
親御さんなら、
あるあるだと思います。
親としては、
子どもに負けて悔しい
という気持ちを持ってほしい。
しかし試合後に話しを聞くと、
悔しくないと本人は言う。
こういった場合は難しいですね。
何が難しいのかと言いますと、
悔しいという感情を
持っていない人から、
その感情を引き出すことです。
試合に負けた子どもに、
「悔しくないの?」と聞くと、
「うん、悔しくないよ」。
本人にとっては悔しくないので、
このような回答が返ってきても
しょうがありません。
ここで注意することは、
親や周りが想ったことを
子どもに強要しないことです。
悔しがらないことがおかしい
と思い、
子どもが感じたこと、
話していることを
否定することはよくありません。
まずは、
子どもが負けた試合の中で
どう感じているか?
を聞いてあげましょう。
例えば、
「今の試合負けちゃったけど、
どんな気持ち?」
「今どんな気分?」など。
その時、
「負けたけど、悔しくない」
「楽しかったよ!」
といった答えが返ってきたと
しても、
「悔しないんか?」と言う前に
まずは子どもの感じたことを
分かってあげましょう。
大人でも子どもでも、
人にはいろいろな感情があります。
その感情自体に優劣はありません。
負けて悔しいだけでなく、
イラつくこともあるだろうし、
思った結果と違い、残念だと
落ち込むこともあるでしょう。
状況によっては、
いろんな感情が出てきます。
自分の中で、
いろんな感情が出てきてしまい、
うまく気持ちをコントロール
できなくなると心は乱れます。
心が乱れると、
気持ちがしんどくなり、
耐え切れず、
感情自体に蓋をしてしまう
場合があります。
試合に負けた直後に、
悔しそうにしていない
子どもに、
悔しく思えといっても、
難しいと思います。
少し1つ例を、
親が悔しい。
子どもが楽しい。
と両者の感情が
それぞれそうであり、
このとき、
接戦で負けた試合内容
だったとします。
親は
「あとちょっとだったのに」。
だから悔しい。
でも子どもは、
取り組んだ課題が出来たことで、
今まで簡単に負けていた相手に、
「あとちょっとまで迫れた」
そのことが嬉しく、
試合の中で成果を感じられた
だから楽しかった。
だとすれば、
親と子の感じるものに
違いが出てきます。
だからこそ試合について
子どもに感想を聞くときは、
「どうだった?」。
そしてそれに対する
子どもの意見や気持ちを
まずは受け止めてください。
親が聞きたい答えではなく、
子どもが感じたことを親が
受け止めてあげることで、
お互いがより成長できます。
また、もし可能なら
子どもとのコミュニケーション
の1つとして、
悔しいについての会話が
できるといいでしょう。
・どんなときに悔しい?
・悔しいと思ったことがある?
・最近、悔しいと感じたことは?
悔しいという感情が
起きる要因について
子供と考えてみる。
ですが、
急いで話しを進めず、
時間をかけて、
子供の考えや気持ちを
親が理解してあげてください。
そして子どもには、 どんな感情を持ってもよいことを 教えてあげることが出来れば、
感情に蓋をすることなく、
成長してくれると思います。
ユニークスタイルの梅澤です。
先日、
ジュニアの保護者との話しで
悔しいについて話しをしました。
親としては子どもが試合で負けて
悔しいのに、
本人は全然悔しそうにしてない。
こういった話しや経験は、
スポーツをやる子どもの
親御さんなら、
あるあるだと思います。
親としては、
子どもに負けて悔しい
という気持ちを持ってほしい。
しかし試合後に話しを聞くと、
悔しくないと本人は言う。
こういった場合は難しいですね。
何が難しいのかと言いますと、
悔しいという感情を
持っていない人から、
その感情を引き出すことです。
試合に負けた子どもに、
「悔しくないの?」と聞くと、
「うん、悔しくないよ」。
本人にとっては悔しくないので、
このような回答が返ってきても
しょうがありません。
ここで注意することは、
親や周りが想ったことを
子どもに強要しないことです。
悔しがらないことがおかしい
と思い、
子どもが感じたこと、
話していることを
否定することはよくありません。
まずは、
子どもが負けた試合の中で
どう感じているか?
を聞いてあげましょう。
例えば、
「今の試合負けちゃったけど、
どんな気持ち?」
「今どんな気分?」など。
その時、
「負けたけど、悔しくない」
「楽しかったよ!」
といった答えが返ってきたと
しても、
「悔しないんか?」と言う前に
まずは子どもの感じたことを
分かってあげましょう。
大人でも子どもでも、
人にはいろいろな感情があります。
その感情自体に優劣はありません。
負けて悔しいだけでなく、
イラつくこともあるだろうし、
思った結果と違い、残念だと
落ち込むこともあるでしょう。
状況によっては、
いろんな感情が出てきます。
自分の中で、
いろんな感情が出てきてしまい、
うまく気持ちをコントロール
できなくなると心は乱れます。
心が乱れると、
気持ちがしんどくなり、
耐え切れず、
感情自体に蓋をしてしまう
場合があります。
試合に負けた直後に、
悔しそうにしていない
子どもに、
悔しく思えといっても、
難しいと思います。
少し1つ例を、
親が悔しい。
子どもが楽しい。
と両者の感情が
それぞれそうであり、
このとき、
接戦で負けた試合内容
だったとします。
親は
「あとちょっとだったのに」。
だから悔しい。
でも子どもは、
取り組んだ課題が出来たことで、
今まで簡単に負けていた相手に、
「あとちょっとまで迫れた」
そのことが嬉しく、
試合の中で成果を感じられた
だから楽しかった。
だとすれば、
親と子の感じるものに
違いが出てきます。
だからこそ試合について
子どもに感想を聞くときは、
「どうだった?」。
そしてそれに対する
子どもの意見や気持ちを
まずは受け止めてください。
親が聞きたい答えではなく、
子どもが感じたことを親が
受け止めてあげることで、
お互いがより成長できます。
また、もし可能なら
子どもとのコミュニケーション
の1つとして、
悔しいについての会話が
できるといいでしょう。
・どんなときに悔しい?
・悔しいと思ったことがある?
・最近、悔しいと感じたことは?
悔しいという感情が
起きる要因について
子供と考えてみる。
ですが、
急いで話しを進めず、
時間をかけて、
子供の考えや気持ちを
親が理解してあげてください。
そして子どもには、 どんな感情を持ってもよいことを 教えてあげることが出来れば、
感情に蓋をすることなく、
成長してくれると思います。