【佐藤】主体性ってどうやって育てるのか?

from 佐藤


正直、わかりません。


何が正解なのか?
どんな過程を踏めばいいのか?


だから、ずっと
試行錯誤を繰り返しています。


U1グランプリという大会は
その「主体性」を学ぶ場として
運営をしています。


参加する子ども達も学びの場であり
サポートするジュニアのみんなも
学びの場だと考えています。


今回のU1グランプリでは
サポート役のジュニア達に
指示・命令を多くしました。


僕はそれを今まで
徹底することをしてきませんでした。


なぜなら、
指示・命令が多ければ多いほど


指示・命令されたことだけをやり
周りに気を配らなくなるからです。


また、一人一人が
どんな行動をするのか観察して


その子の性格・基準を探り
今後の指導に活かしていくためでした。


当初のU1グランプリは
「子ども達の試合を子ども達が運営する」
を目指していて


それなりに成果があり
チームとして成長してきました。


それが気付けば
総勢80名ほどの参加者になり


「あれ、案外みんな真剣だ・・・」ってなり
基本的にコーチが運営しています。


、、、とうことで、最優先したのが


大会に参加した子ども達に
出来る限り不安や不満を感じさせずに
試合が円滑に進むこと


なので、最低限のサポートが出来ない子には
サポートを控えてもらいました。


その最低限とは、、、


・ポイントをコールする
・アウト、フォルトのジャッジを判断する。


これは自分が試合に出場する以上
できないといけないことです。


鬼の黒田コーチは
とても厳しく指導してくれました。


アカデミー、チャレ強は
これも大切な「練習」なんです。


その練習が取組めなければ
それ以外にできる練習をすればいい。


ということで、その時出来る練習が
ランニングだったってこと。


・・・だと思います。


鬼の黒田コーチと書きましたが
当たり前のことだと思います。


そのおかげで、今まで以上に
試合進行は円滑に進み


余裕を持って
大会運営が出来たと思います。


こんな大会も
アリかなと思いました。


僕の理想は、


応援してあげたり、アドバイスしてあげたり
ハイタッチしたり、慰めてあげたり


ただの試合進行のサポートではなく
支えになってあげることで


参加した子どもたちと
サポートしたジュニア達の
距離感がグッと縮むこと。


それがキッカケで年齢差関係ない
友達関係が出来たり


年下のジュニアの面倒を見ること
年上のジュニアに平気で声を掛けること


そんなコミュニケーションがとれることで
「主体性」が学べるのではないかと考えています。


追伸

試合に負けて悔しい子へ

「負ける」ってすごく嫌なことだけど
強くなる人ほど「負ける」をいっぱい経験しています。


本当の強さってのは
負けた時に這い上がる力です。


「負ける」のを嫌がって
試合に出ない人は「勝つ」を経験しません。


「勝つ」を経験しない人は
強くなれません。


だから、負けても試合に出続ける人は
強くなれる可能性があるってことです。


夏のU1グランプリも参加してね!!



 
11:31 | ■ 佐藤コーチ | タグ: , ,

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