【北川】4大大会の中でもっとも過酷な全仏オープンから学べること

kitagawa12015ユニークスタイルの北川です。


全仏オープンテニスで
順調に錦織選手が勝ち残っています。


第5シードとして
どこまで勝ち上がれるか楽しみでと思います。


また、女子では18歳の
大阪なおみ選手、奈良くるみ選手が
3回戦に進出しています。


ダブルスでも、
土居・大阪組、日比野/穂積組が
一回戦を勝ち上がっています。


こうして、日本人選手が勝ち上がると
より興味深く観戦したくなります。


さて、この全仏オープンテニスは
4大大会の中でも、過酷な大会と言われています。


4大大会の中でも
唯一クレーコートで行われる大会です。


クレーコートは他の種類のコートに比べると
球速が遅くなります。

そのため、サーブなどのスピードを武器とする選手は
自分の武器を活かすことが出来なくなります。

なので、技術のみならず、強い精神力も必要とされ
最も過酷な大会と呼ばれています。

そこで期待できるのが錦織選手です。


体格も日本人の平均並みの彼は
戦術・戦略を駆使して、持っている技術を上手く使う選手です。


特にフォアハンドの逆クロス、バックハンドのダウンザライン、
ドロップショットが多く見られると思います。


また、球速が遅くなる分、
相手との打ち合いが多くなります。


1ポイント平均ラリー数が多くなり、
長いラリーが続くので体力が必要となります。


・幅広い技術の習得
・プレーを長く続けることが出来る体力
・苦しくても耐えることが出来る精神力

この3つを得られる練習として
オープンコートリカバリーという練習を行います。

コーチがボレーで
左右に返球しながら打ち合う練習です。


返球する能力、切り返すフットワーク、
苦しくても追いかける根性、


各ショットのスキルを高めることも大切ですが、
こうした心技体をバランスよく鍛えることが
本当に強くなることだと思います。

全仏オープンテニスでは
この心技体のバランスが一番良い選手が
優勝すると思います。


やっぱり、ジョコビッチ?
マレー、ナダル、フェデラー、ワウリンカ、錦織


この中の誰かが優勝する可能性が高いと
僕は予想しています。


プレーを見て、その心技体を確認しながら
観戦することが面白いと思います。

2016年5月27日16:35 | 北川

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