【下】「出来た」という成功体験をする導き方
2014年6月14日
ユニークスタイルの下です。
「親子でテニスをすると喧嘩して帰ってくるのです。」
テニスを始めて1~2年ぐらいの方に、よく聞く話です。
僕もテニスを始めた頃は、親と喧嘩ばかりしていました。
正確にいうと、言うことを聞かなかったです。
これは、テニスだけに限らず、勉強でも同じだと思います。
勉強を親が教えようとしても、「態度が悪い」、「字が汚い」などの理由で、
ついイライラしてしまい、お互いに感情的になってしまう。
その結果、子供はなげやりになったり、やる気を損ねてしまいます。
それでは、本来の目的である「子供が出来ていないことが、出来るようになる」
と いうことは達成されません。
では、「子供が出来ていないことが、出来るようになる」ためには、
どうしたらよいのでしょうか。
ユニークスタイルでは、
「本人がその気になり、求めることが大切だ」
と考えています。
そのために、
「テニスに興味を持つ」「テニスを楽しむ」
をしてほしいと思っています。
そしてそこに、時間をかけるようにしています。
また、子供を教える上で、理解しておかなければならないことがあります。
「楽しい・興味を持つ=上手くなりたい」ではないということです。
興味を持ち、楽しいと感じている時点で、
何らかの 「出来た」という成功体験があります。
これは、満足している状態です。
そこに、教えるという矯正をいれても聞き入れることは できないと思います。
僕たちは、成功体験を積むきっかけ作りをし、
子供達から求めてくるまで 見守りながら、
一緒に楽しむというスタンスをとっています。
そして、子供たちから求めてくるようになれば、
「教える、伝える」 というスタンスをとっていきます。
2014年6月14日12:27 | ■下_日記