【梅澤】ラケットから感じる子どもの成長

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

ユニーク生の子が
練習中にガットが切れ、

張替えでラケットを
預かったときの話しです。

その時は
何も感じなかったのですが、

張り替える前によく見ると、

「うん。
真ん中の近くで切れてる。

でも昔はよく、
ラケットの先っぽの方で
ガットが切れてたのにな~」

こんなことを思いました。

この子どもと会ったのは、
もう7年前のこと。

当時は、
まだ23インチぐらいの
小さなラケットを使い、

コートの中を小さい体で
走り回るように打ってた。

そんな記憶があります。

ですが、
今では27インチのラケット。

重さも300gを超えるものを
使っています。

ガットの種類も
ナイロン系からポリ系に
変わり、

テニスも
スピン系のボールを
ガンガン打ってきますし、

躊躇なく、
フルスイングしてきます笑。

それを想像すると、、、

日々、
文句も言わずに

毎回2時間も黙って、
フルスイングされる
このラケット。

僕は本人の代わりに、
「お疲れ様です」

と思わず、
子どものラケットに
声を掛けてしまいました。

ラケットやシューズ、
ウェア―など、

子どもたちの成長の過程で
確かに道具は消耗品です。

ですが
道具から感じられる消耗は、

何も合わなくなった。
使う時期の終わり。

などだけでなく、
その子どもの成長
感じられます。

なので、
今回のようにラケットを
預かったりすると、

手に持ちながら、
頭の中でその子の成長を
思い出したりしています。

(もう完全に親戚の
おじさん状態ですね)

そして
そのラケットを見ながら、

これから
どんなプレーができる
ようになるんだろう?

こんなことも
今度教えてあげたいな~。

〇〇〇ができたら、
きっと今よりも自分に
自信がつくやろうし、

それがきっかけで
もっと感情を出せる
ようになったらいいなぁ。

など
コーチとしての楽しみも、
 
道具から
感じさせてもらっています。
 
県ジュニア大会まで、
あとわずかですが、

本人もラケットも
最後まで頑張ってほしい

そう思います。
2022年3月9日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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