【佐藤】成果が大きい練習は「〇〇練習」だと思う。

from 佐藤


4月からの新タイムスケジュールが発表されて
困惑している人もいると思います。


僕たちは
「ずっと同じ」ではなく


今の環境に対応するため
「ずっと小さな変化」をします。

そこには、

今、必要な変化
方向性の修正
今後の予測

全体のバランスを考えて
今のベストを検討しました。


その中で、大きく変わった
印象があるのが


1日で2回あったクラスが
無くなったことです。


特に高田校でのチャレ強化の
連続受講が無くなりました。


そこには意図があります。


その一つが、


自分たちで
練習する時間を作ること

今、チャレ強化には
頑張ろうとしている子が
たくさんいます。


その子たちの成長を考えた時
「自主練習する習慣」が必要になります。

過去、このクラスから
成長した子の多くが


自主的にロングランを頑張ったり
コートを借りてダブルスしたり
サーブ練習したり


ただし、子供は遊びます。


ロングランが鬼ごっこに変わったり
ダブルスがグダグダになったり
サーブ練習は半分が休憩になったり


大人からしたらダラダラした
雰囲気になる場合もあります。


でも、それが大切なんです。


ダラダラした時間がある分
頑張った時の成果が大きいことを感じます。


でも、その「ダラダラタイム」を
大人が制御してしまうと


そこそこ頑張らないといけない環境になり
頑張った時の成果とそんなに差がなく


その結果、頑張っても
大きな成果を感じない。


がんばり続けることに
疲れる子もいます。


それがやる気を
低下させる場合もあります。


自主練習という場は、
指導者がいてコントロールされる場ではなく
自分でやりたいことをやる場です。

その時間の使い方が未熟であれば
ダラダラタイムになりますが


そのダラダラタイムを少なくするには
僕たちのコーチングが重要になります。


・どうやってその時間を使うのか?
・どんなことを考えて練習するのか?


たまには答えを教えたり
考えさせたりしながら


それを継続することで
しっかりした自主練習の場になります。


今の子供たちは習うことに
慣れていますが


自発的に学ぶことに
慣れていない気がします。

何をしたらいいのかわからない
どうやってコートを借りるかわからない
どうやって仲間を誘うかわからない


それを大人が教えてしまえば
「習う」になり


それを自分で解決することができれば
「学ぶ」になる

この「学ぶ」が大切じゃないかと
僕は考えています。


この機会にチャレ強化のみんなには
「自主練習」にもトライしてほしいです。


もちろん、チャレ選抜、アカデミーは
絶対に必要です。


自主練習と言っても
テニスコートだけではなく


家でトレーニングもあり
家で本を読むもあり
ローカル大会もあり


チャレ強化以上の目標は


親から言われて行動するのではなく
自分の意志・考えで行動すること

それを育てるのが周りの大人です。

2019年2月26日14:27 | ■ 佐藤コーチ

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