【FB】スポンサー(支援)を受けれる選手とそうでない選手との違い。

テニスまたはスポーツに関わる仕事をしていると、アカデミーの運営や指定管理のほかにも
こういったスポーツマネジメントに関する案件もある。
今回の武井さんの提言した問題は、常日頃考えさせられる課題でもあり
今後上手くサポートしていきたい問題の一つでもあります。
共感できましたし、スポーツへの愛を感じたのでシェアします。

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引用:武井 壮フェイスブックより
アスリートに相談を受けた。スポンサーを探しているという。
オレはアスリート大好きだからよ、頑張って欲しいし応援したい。
しかしな、アスリート達が勘違いしてる事があると思う。

スポンサーってのはお小遣いをくれる都合いいものじゃないよ。
スポンサーを辞書で引いてみな。広告主って書いてあるから。
スポンサーを受けたら受けた相手の広告塔として出された金額以上の広告効果を出さなければならない。
でも多くのアスリートは金額以下の露出でほとんど広告効果もないと思う。

こんな話をすると『アスリートの仕事は競技力を上げて成績を出す事で、タレントじゃないですよ!』と怒る輩もいる。
決してそうじゃない。

アスリートが記録を伸ばしたりトレーニングして結果を出すのは当たり前の作業。

会社員が会社に行くのと同じ、やらなければならない最低限の行動。
それを仕事に、経済効果のあるものにするにはたくさんの人に見てもらう事が必要だと思う。

物作りだってそう。いいものを作っても、誰も買わなきゃ仕事にならない。
アスリートだって世界記録出したって誰も見てなきゃ仕事にならない。
アマチュアアスリートがスポンサーにお金貰ってやるべき事は、当然競技力向上させてさらに多くの人にPRすることだ。
決して少しいい部屋住んで、少しいい車乗ってオシャレして美味しいもん食う事じゃねえ。

アスリートからスポンサー離れしてる理由はそこにある。スポンサーは別にいい暮らしさせるために金払ってんじゃねえのさ。
広告打ちたくて金払ってんのに、選手はメディアにも取り上げられねえわ、もらった金で遊んでるわじゃ『金出した意味無かったな。。』『広告効果無かったな。。』と思われて当然。
いつか自分の首を絞めるよな。

それでも、喜んでくれる人はいる!も叫ぶ人もいるわな。
少ない人間が好きでお金出してくれてんのは、スポンサーじゃねえんだわ。
それは援助だよ。お小遣いもらってるだけだわ。それでプロだなんて顔されたらたまったもんじゃない。

アスリートのみんな、もう一度良く考えて、自分は援助して欲しいのか、それとも価値のある活動をしてスポンサーに金額以上のメリットを提供できるのか判断しなきゃいけないと思う。

記録を伸ばすのは仕事じゃないよ。当然やるべき当たり前の作業。

陸上の200mで何秒で走ったら速いかなんて世間の人は誰も知らないよ。
800mのタイムなんてまったく分からない。

そこは業界内での地位を示すツールで、それをもって世間に広く認知されて価値を生めるかがアスリートがプロになれるかどうかだと思う。

『練習頑張ります!優勝しますからスポンサーお願いします!』じゃない。
本来は
『あの人にとっては少ないかも知れないがお金を出してでも我が社の名前を背負って欲しい!』と思われて得るものがスポンサーだと思う。

いつまでも援助を欲しがるアスリートばかりじゃなくて
『日本一有名になって、日本一多くの人を楽しませる選手に、エンターテイナーになりたい!』そう言えるアスリートに出会いたいもんだ。
オレはアスリートを愛してる。だからこそ。そんな仲間を増やしたい。そう願います。


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2015年7月26日23:00 | FBシェア

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