【佐藤】2015_関西ジュニアを終えて

from 佐藤


佐藤卓也今回、関西ジュニアには


チャレンジャー選抜から1名
アカデミー育成から9名(ダブルスのみ6名)
アカデミーから5名


計15名が出場しました。


シングルス9本とダブルス10本の計19本のうち
初戦敗退が14本、2回戦敗退が5本という戦績になり
全日本ジュニア出場はなりませんでしたが、、

今回の参加人数は最多でした。

テニスを初めて3年弱の選手たちが
関西大会を戦うことだけでも頑張ったと思います。


今回、関西ジュニアを経験した選手はきっと
「出場する」から「勝つ」ことに目標が変わってきます。

「勝つ」ために取り組む姿勢が増えることで
練習の質も高まり、他のジュニアたちにも
良い影響になることを期待しています。

この大会は大会当日にオープンドロー(くじ引き)で
トーナメントを作成します。


その時、シード選手以外の選手たちは
1/4で初戦がシード選手になるという 「運」になります。


僕はこういった「運」は
偶然ではなく必然だと考えています。

「運」というのは、その時だけ出来事ではなく
それまでの積み重ねを表しています。

初戦からシード選手に当たれば
運が悪いと感じやすいですが、


日頃から格上の選手に勝つイメージを持っていれば
初戦から試すことができるチャンスになります。


初戦から厳しい戦いになりますが、
それを乗り越えた時には自信を深めることができます。


そう考えると初戦からシード選手に当たるのは
運が良いのです。


今回、初戦からシード選手との対戦が多く、
関西トップジュニアと対戦することで


大きな差を実戦で経験できたことは
目指すイメージが持ちやすくなったと思います。


競り合った試合も同じです。


競り勝つか競り負けるかは
その時の勝負だけで決まるのではなく、
それまでの準備が大きく影響します。


日々の積み重ねが、その日の運や
ワンプレーごとの判断に表れるのだと思います。


運が悪い、競り負ける、調子が悪いなど、
自分が求めていない状況になるのは

日頃から「純粋に強くなりたい」と想い、
自分を律して頑張れなかったからかもしれません。

その原因が何であれ、テニスコート上では
「純粋に強くなりたい」という想いを持ち続けて
練習を取り組めることです。


これからもその想いを持ち続けられるように
みんなをサポートしたいと思います。

2015年7月20日13:25 | ■ 佐藤コーチ

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