【佐藤】以前より上手くなったと思うけど、試合に勝てないのはナゼ?

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from 佐藤


佐藤2日間の合宿が終わりました。
2日目は雨天のため 予定が変更になりましたが、、、


ですが、目的は達成されたと思います。


「やった」という練習ではなく、
「できた」という練習を取組むことです。


そこで、合宿のポイントにしていたのが、
「戦術的技術を理解する」ことです。


簡単に説明すると
「持っているテクニックをどう使うか?」です。


ある程度、テニスが上手くなると
忘れやすいのが、この考え方なのです。


テニスを始めたころは

・どうやったらコートに返るのか?
・どうやったら勝てるのか?


そう考えながら練習するので
上達が早く、楽しくて集中できたと思います。


これが「戦術的技術」の初歩だと思います。


しかし、上達するにつれて
「どうやったらいいショットが打てるのか?」に
こだわり始めます。


その結果、テクニックは身に付くが
ミスが多いプレーが続くのです。


「上手くなるのにミスが多い?」


そうです。


テニスは「上手く」なっても
「強く」なれるわけではないと考えています。


その上手さ(テクニック)の使い方が悪ければ
試合には勝てないのです。


チャンスボールを打ち込めるようになっても、
チャンスボールがくる状況にならなければ意味がありません。


チャンスボールになるまで、サーブリターンを打ち、
ストロークを打ち合って、やっとチャンスボールです。


その過程にミスがあれば、
上達したテクニックは意味が無いのです。


結果、「上手くなったのにミスが多くなる」のです。


だから、戦略的技術を知らない選手はミスが続いて、
その解決策を知らないからイライラするのだと思います。


そのストレスが態度に表れ、
周りの大人に注意されるという悪循環にもなります。


なので、「持っているテクニックをどうやって活かすか?」を
オンコートで説明とプレーを繰り返し、


夜のミーティングでは、テニスというスポーツの特徴を説明し、
その特徴をどうやって活かしていくかをプリントでまとめて配りました。


二日目は、実践形式を予定していましたが、
雨天時の為に用意していたテストで記憶の確認。


また、体育館を使ってバランス力を高める為に
姿勢・スプリットステップ・反応についてもトレーニングなど


細かな確認が出来たので実戦ができなかったですが
「戦術的技術」については理解が深まったと思います。


練習内容の詳細については、レポートにまとめて
後日、会員専用ページに公開します。


あと3週間弱で県ジュニアなので、合宿で取組んだことを
忘れないようにするためにも、僕は言い続けていきます。

2015年3月2日14:51 | ■ 佐藤コーチ, 合宿・遠征

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