【佐藤】Ｕ１：チャレンジャー強化の部で緊張しまくってる人へ
2016年9月20日
from 佐藤先日のＵ１チャレンジャー強化の部は
残念ながら、雨天のため延期になりました。
そこで、運営しながら気づいた点があるので
僕からのアドバイスです。
特にフリー受講をしている
選手とその保護者の方へ
今回、子供たちは
とても緊張している様子でした。
シードがついて、「負けられない」という
プレッシャーを強く感じているようです。
顔が強張り、身体も思うように動かずに
力を出し切れないかもしれません。
僕は、そのプレッシャーを感じることは
とても良いことだと考えています。
なぜなら、フリー受講を受けて
このクラスでは誰よりも多く練習して
お父さんお母さんにもサポートしてもらった。
練習もたくさんしたという自負があり、
送り迎えもたくさんしてもらったという自覚がある。
だからこそ、
絶対に勝ちたいという気持ちが強いからです。
お父さんお母さんからしたら、
そんなに頑張ったなら
「自信を持ってもいいのでは？」と思ったり
不安があるのは
「全力で頑張ってないのでは？」と考えやすいですが、
自信は結果が出てから
持てるようになるものだと思います。
なので、自分の頑張りに対して
結果が出るという経験がなければ
テニスに時間を費やし、頑張っただけでは
自信が持てないのは当たり前だと思います。
だから、その分、不安を強く感じるのが
今のフリー受講者のみんなです。
そこで、どう対応したらいいのかを
選手と保護者別にアドバイスを伝えさせてもらいます。
選手のみんなへ
フリー受講者は、
この夏に本当に練習を頑張りました。
じゃあ、「何を頑張ったの？」を
整理するといいと思います。
ラケットをしっかり振ることなのか
サーブで回転をかけることなのか
声を出すことなのか
諦めないことなのか
人それぞれ、頑張った内容は違うはずです。
それを一度整理するといいと思います。
誰にでも言えるのは、
ダブルフォルトで気持ちが折れることが多いので
ダブルフォルトを減らすことです。
その為に、セカンドサーブを少なくするために
ファーストサーブを入れればいい。
ラリー中のミスが多いと感じるなら、
・ネットミスは絶対しない
・サイドアウトは少なくする
・バックアウトは気にしない
と考える。
保護者の皆さんへ
きっと、残念な姿を観る時があります。
諦めたり、ラケットを叩いたり、やる気の無い態度だったり
そんな姿を観るとイライラしてくると思います。
ダメな部分にはすぐに目に付きます。
だから、成長した部分を探してあげてください。
今までと変わったところを探してみると
たくさん成長していることに気付くと思います。
その為には、試合会場では子供と関わらず、
本人に任せることを勧めます。
自分で準備させ、自分で待機して、
自分の判断で行動させてみてください。
思っているより
自分自身で取組むと思います。
成長した部分、成長していない部分を感じながら
試合観戦すると面白く感じると思います。
